残虐の大地 私が生まれ育った中国は、なぜここまで恐ろしい国になったのか 扶桑社新書

李真実

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594072551
ISBN 10 : 4594072550
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
追加情報
:
246p;18

内容詳細

元中国共産党幹部が命をかけて告発する!
祖国を捨て、危険を賭し、世界を震撼させる〈中国共産党〉による「人性破壊」を著す

《もはや中国は堕ちるところまで堕ちた!》

●数万人の「法輪功学習者」の臓器を生きたまま摘出
●「厳打」による百万人以上の逮捕と二万人以上の処刑
●金を払わなければ強制的に堕胎させる「一人っ子政策」
●内モンゴルの草原を砂漠に変えた徹底的な環境破壊
・「泥棒を乗せて走っている」が大げさではない列車
・毎日15時間労働、月当150円、休めば拷問…「馬三家労働教養所」での迫害
・日本へ輸出される「割り箸」で患部を掻く感染症の作業者
・1962年から公然と行われてきた「身体の再利用」「革命化処理」
・世界の臓器移植の85%を占める中国では、いまや人間が「輸出品」
・「築七年の家」半分以上、砂漠に埋もれている
・人の思想を「政治審査」で「赤」「黒」「白」と色分けする
・偽政治、偽裁判、偽食品、偽結婚…「偽物」なら何でも揃う国
・中共は「無産階級」ではなく、世界有数の「資産階級」

【目次】
第一章 道徳低下によって頻発する日常的犯罪
第二章 拷問地獄――中国「強制労働教養所」驚愕の実態
第三章 史上類を見ない国家的犯罪「生体臓器狩り」
第四章 習近平氏の「憲政の夢」を阻む「死を恐れない人々」
第五章「一人っ子政策」が生んだ「超生児」と巨万の富
第六章「環境保護法」制定後も破壊され続ける自然環境
第七章 中国共産党こそ「道徳退廃」の元凶
第八章 中共崩壊の「最終局面」と日本外交への提言

【著者紹介】
李真実 : 元中国共産党幹部。1960年代、中国生まれ、中国育ち。2008年、日本に帰化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    現在は日本に帰化した元中国共産党幹部の作者が、恐るべき中国共産党の現状を告発。数万人の「法輪功学習者」の臓器を生きたまま摘出、世界の臓器移植の85%を占める中国では、いまや人間が「輸出品」。百万人以上の逮捕と二万人以上の処刑、共産党青年兵による見せしめのための斬首。内モンゴルの草原を砂漠に変えた徹底的な環境破壊。「中国労働教養所」における強制労働、拷問の驚愕の実態。金を払わなければ強制的に堕胎させる「一人っ子政策」、しかも栄養補給、健康に良いという理由で現在も行われている「胎児食」。⇒

  • キムチ27 さん

    題名はニュアンス的にそぐわない。残虐というより…唯物論に凝り固まり、心を消失指し示した集団か。国の形体は取っていてももはや共産党という集団は増殖のてを休めていないのは昨今の国際情報でわかる通り〜恐ろしいというよりナチ政権の所業で感じた「人の皮を被っていながらにして倫理的なものを意識して排除していくとこうなるのかと」吐き気すら覚える。登山で遭遇する短時間に出会いですら…いる類い。そしてこれは半分が嘘としても凄絶だけに筆者の身の安全が懸念される。読み続けるのがきつかったが車中だったために吐息連発で…疲れた。

  • スー さん

    この本を読んで気分が悪くなった。書かれてることが全て嘘であってほしい思うほどです。法輪功のニュースは見たことがあったがここまで残虐なことが行われてるなんて信じられない。事実であるなら共産党は消滅してほしい。

  • ののまる さん

    これがノンフィクションか、低俗なミステリーだったらいいのに。。と思ってしまうほど、現実が苦しい。解釈の仕方や、一方的な情報については著者の主観がだいぶあると思うけど、起こっていること自体はほぼ、真実だと思う。

  • 古本虫がさまよう さん

    著者は、1960年代に生まれ、中国共産党幹部だったという。日本に移住しているようだが、法輪功関係からのニュースを中心に、また体験をもとに、中共大陸の人権弾圧ぶりを詳細に綴っている。ハリー・ウーは、その著『労改 中国強制収容所を告発する』 (TBSブリタニカ)で、中国の強制収容所・刑務所の労働使役がいかに悲惨なものかを自らの体験で告発していた。20年ぐらい前の本だが、その実態は李氏の本を読む限り、未だに続いているようだ。やれやれ。

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元中国共産党幹部。1960年代、中国生まれ、中国育ち。2008年、日本に帰化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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