名刺ゲーム

鈴木おさむ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594071158
ISBN 10 : 4594071155
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
300p;20

内容詳細

人気クイズ番組のプロデューサー神田達也。テレビ局員ながらも、40歳過ぎてようやく「クイズ!ミステリースパイ」でヒットを飛ばす。多忙なある日、自宅リビングの壁に高校生の息子・和也が磔にされ、玉虫色のスカーフを巻いた謎の男が立っていた。そして、和也を人質にゲームを挑んできた。謎の男は6枚の名刺を取り出し、5人の男女を招き入れて、持ち主に名刺を返すように指示した。が、一度でも間違えば、和也の首に取り付けた爆弾のスイッチを押す、と。このゲームの裏には何があるのか―。“独裁者”を自認するテレビプロデューサーの栄光と狂気と闇が招く、驚愕のエンディング―。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レアル さん

    テレビプロデューサー神田達也が息子の命をかけた名刺ゲーム。テレビ業界の光と闇。そして人は誰しも他人から嫉妬され生きている。成功者なら尚更だ。そんな様々な要素を交えたドラマで、最初どうしてこんな事になっているのか!とその真相を思いながら読んでいたが、ラストに驚きの結末が待っている。「夢を叶えるにはいろんな犠牲が必要。だからかなった夢の色は黒色」なるほど必要悪かぁ。。重みある文章に納得しながらも軽く読めちゃうエンタメ。面白い。

  • 風眠 さん

    歪んだ狂気を最後まで貫いてほしかった、というのが正直な感想。TVプロデューサーに突き付けられた理不尽なゲーム。高校生の息子が自宅の壁に磔にされ、首には爆弾が仕掛けられている。玉虫色のスカーフを巻いた男がゲームの進行役。名刺を返す相手を間違えば息子の頭は吹っ飛ぶ。ゲームが進行し登場人物の闇が炙り出されて、と、ここまでは面白かった。テレビ業界の裏側を知る放送作家だから書けたリアルがあったと思う。だけど愛とか情とか絡んできたあたりから、何だか白けてしまった。小説なのだから闇は闇のままでよかったのではと私は思う。

  • あすか さん

    プロデューサー神田達也。40歳過ぎてようやくクイズ番組「ミステリースパイ」でヒットをとばす。ある日、自宅リビングの壁に高校生の息子・和也が貼り付けられ、玉虫色のスカーフを巻いた謎の男が立っていた。そして、和也を人質にゲームを挑んできた。謎の男は6枚の名刺を取り出し、白装束の5人の男女を招き入れて、持ち主に名刺を返すように指示した。一度でも間違えば、和也の首に取り付けた爆弾のスイッチを押すと。シビアなジリジリとした恐怖感のある話だった。鈴木おさむ氏バライティーからドラマ、小説まで幅広い活躍ですごいなぁ。

  • Zann さん

    ★★★☆☆人気クイズ番組のプロデューサー神田達也が家に帰ると、今は一緒に住んでいない息子が張り付けにされ見知らぬ男が傍らにいる。二階から降りてくる五人の男女。五人はかつて神田に一生のお願いをしてきた人達、手元には六枚の名刺。それぞれに受け取った名刺を返すだけ。一枚でも間違えると息子の頭が爆破される。訳が分からぬままに始まる『名刺ゲーム』クイズショー!!仕事とは何か、家族とは何かを考えさせられるフレーズが多々あり、私には『夢は叶えると黒くなる』の言葉がとても刺さった。ただ、地の文がなく読み辛い事が残念。

  • inotaka さん

    著者ならではのギョーカイ小説。知ってるようで知らないことだらけ。理想と現実。数字や結果がダイレクトに仕事に響く厳しさ華やかさ。人間関係は他の業種に比べて濃厚。ルールもあってないようなもの。ずっとは持たない。いや〜恐ろしい。最終的には一番大切なのは家族!

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