決定版・日本史 扶桑社文庫

渡部昇一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594070953
ISBN 10 : 4594070957
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
301p;16

内容詳細

著者の視点から、日本の歴史という美しい「虹」を描いた「渡部日本史」の決定版。この1冊で歴史通!大人のための歴史教科書。

目次 : 第1章 古代―日本人のメンタリティはこうしてつくられた(歴史には二つの見方がある/ 日本の神話が「国をつくった」ではなく「島国をつくった」で始まるのは? ほか)/ 第2章 中世―「民の暮らし」を意識した武家政権が誕生した(四百年続いた平安時代を突如終わらせた原因とは?/ 後白河上皇の反乱で台頭した平清盛、出世のために使った神話とは? ほか)/ 第3章 近世―新時代は信長の比叡山焼き討ちから始まった(戦国時代百年は、日本の宝であった/ 織田信長の比叡山焼き討ちから、日本の“近代”が始まった ほか)/ 第4章 近代―日本は西欧のアジア植民地化に立ち向かった(徳川幕府に、実質的終止符を打った「小御所会議」四人の決闘/ 歴史を変えたかもしれない、幕臣・小栗上野介の主戦論 ほか)/ 第5章 現代―自分の国の歴史を再び問い直す(戦後、原爆投下によって日本の降伏が早まったというのは嘘である/ ポツダム宣言は、無条件降伏ではなく、有条件降伏であった事実 ほか)

【著者紹介】
渡部昇一 : 昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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渡辺先生の歴史観に賛成します。中学高校の...

投稿日:2014/12/23 (火)

渡辺先生の歴史観に賛成します。中学高校の教科書との違いを実感します。善悪含めて歴史を正しく認識することの大切さを痛感します。渡辺先生の歴史に関する本を全て読むべきですが、時間のない方これまで一冊も接したことのない方は、手始めにまずこの本を読んでみてください。日本の将来のためにも。

ken さん | 京都府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 三代目 びあだいまおう さん

    平成の世も残りわずかとなり、この辺りで日本の歴史を少し整理して理解したく本書を手に取った。知の巨人と称され、各界の有識者にも多大なる影響と示唆を与えた著者。神話の時代から綿々と皇室継承し続ける国家は史上でも唯一無二であり、確かな歴史に基づく日本史観は、私たちに改めて日本人としてのアイデンティティーを問う!通史を文庫本一冊にまとめたことで確かに駆け足感は否めないが、主要な出来事と背景、特にそこに至った因果関係が平易に述べられ相当読みやすい!知の巨人と間接的に語り合える、やはり読書は崇高です!良書です‼️🙇

  • あすなろ さん

    日本通史。今迄僕は読んだことがなかったのである。渡部氏は前書で示す。専門家はやりたがらないと思われるが名誉ある仕事だと思う、と。通史には史観が要る。ご自身の特徴としては、@王朝の断絶がない日本では、神話の伝承は切り離せない。A日本の国体は断絶したことはないが、大きな変化は5回あり、今は6回目の変化を待っている時代である。日本史上の無数の事件をこの2つの視点から解釈する、と。この史観からの解釈には論議が出るところではあるがそれならそれで通史を編んでみてはと言いたくなる一気通貫の面白さで僕は読了したのである。

  • ノリト さん

    教科書では学ばない視点で日本通史を学べました。とても楽しかったです!

  • たかしくん。 さん

    「日本人よ。自分の国の歴史に自信を持って、誇り高い日本を取り戻そう!」、との最終メッセージに尽きるでしょう。「古事記」「日本書紀」といった古代の書を、単なる神話とせず、その中の史実を確り捉えていくことの重要性は納得です。新鮮だったのは、「源氏物語に象徴される世界史にも特筆すべき当時の女性文化の高さ」「戦国時代の群雄割拠が日本人のレベルを上げたこと」等。ただ、著者の皇国史観が色濃すぎる部分もあり、特に近代以降の日朝関係、太平洋戦争と戦犯問題辺りは、自身の考えで強引に運ぶ点は否めず、素直には読めませんでした。

  • ゆきこ さん

    日本通史を文庫本1冊にまとめてあるため早足感は否めませんが、日本史の本質をとらえた濃い内容で、とても良かったです。近現代史の部分を読んでいると、無念さで胸が苦しくなりました。読後は、現代を生きる自分の立ち位置を俯瞰するような感覚を感じ、そして、今後の日本の未来に思いを馳せました。多くの方に読んでいただきたい1冊です。

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渡部昇一

1930年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.Phil.h.c(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず

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