すべてのJ‐POPはパクリである 現代ポップス論考

マキタスポーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594069032
ISBN 10 : 4594069037
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
追加情報
:
230p;19

内容詳細

アーティストの単なるモノマネではなく、作曲のクセや本人の思想までをも取り込んだ「作詞作曲モノマネ」でブレイクを果たしたマキタスポーツ氏。
彼が世に知られるきっかけとなった「作詞作曲モノマネ」の秘密を、芸人のネタ本ではなく、”売れるJポップのキーワード””ビジュアル系バンドの歌詞の世界””アイドルソングの系譜”など、どうやってヒット曲は生まれてくるのか、といった内容を盛り込む。読んで面白い評論本。

【著者紹介】
マキタスポーツ : 1970年生まれ。ミュージシャン、芸人、俳優、コラムニスト。2013年、映画『苦役列車』での演技により、ブルーリボン賞新人賞、東スポ映画大賞新人賞を受賞。本名の槇田雄司名義での著書に『一億総ツッコミ時代』(星海社新書)、『アナーキー・イン・ザ・子供かわいい』(アスペクト)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • GAKU さん

    サクサクっと読めます。第2章が良かったかな。AKB48のCDが売れるのは楽曲の良さというよりは、秋元康の戦略の旨さだよな。ロック=不良と言われていた世代のオジサンとしては、今の音楽界はつまらない!良い子ばかりって感じ。

  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    お笑い芸人マキタスポーツによる日本ポップス音楽論。これは名著だと思う。第1章「ヒット曲の法則」はTBS『金スマ』で披露していたのと同じ内容だが、2章「なぜCDが売れなくなったのか?」3章「モノマネから発するオリジナリティー」4章「日本のポップスはすべてノベルティー・ソングだ」は、どこを読んでも全ての現象に的確な言葉を宛てていてストンと腑に落ちる。この人にもっとこういう批評をして欲しい。かつて『完売劇場』という番組で、若手時代に皆にいじられて半泣きになっていた著者を思い出す。格好良くなったなぁ。

  • なる さん

    攻撃的なタイトルではあるけれど、槙田さんのJ-POPに対する(俯瞰した)想いが伝わってくる。コンプレックスを昇華して見事に自身の作風を確立した人なのだと個人的には思っている。なぜ売れるのか、日本人に親しみやすいコード進行や語彙を徹底的に解体し、なぜ売れるのかを分析している。もはや有名になりすぎた感のあるカノン進行、クリシェ、転調、定型句の歌詞。この説にはアイロニーも確かに混在するかもしれない。けれど純粋に彼が支えられてきたJ-POPに対する愛情が際立っている。読んでて曲が思い出せるのも好材料。ファンです。

  • ばんだねいっぺい さん

    大分、本棚に寝かしてしまった。あくまでも簡単に書いているのが凄いなーと感心した。こんな惜しげもなくポンポン出すなんて太っ腹にも程がある。ダークネス様の写真もありました。

  • Mayumi Hoshino さん

    ずいぶん刺激的なタイトルが付けられた本書は、「なぜこの歌は売れたのか」「なぜこの様式・ジャンルには固定客が絶えないのか」などを解いた、マキタスポーツさんによる<J-POPの解体新書>。私がかねてから不思議に思っていたのが、メロディや歌詞が酷似しているわけでもないのに「パクリ」だと責められてしまう歌手が時々出てくるが、なぜパクリ扱いされてしまうのかということ。人々はどういった要素をもってパクリだと感じるのか、最後の章「日本のポップスはすべてノベルティー・ソングだ」で答えが見えたように思う。

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