ジャック・ケッチャム

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ザ・ウーマン 扶桑社ミステリー

ジャック・ケッチャム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594066802
ISBN 10 : 4594066801
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
366p 15cm(A6)

内容詳細

弁護士のクリスは、森でハンティングの途中、小川に浸かる上半身裸の女を見つけた。女は大怪我を負い、ひどく汚れていた。その野性丸出しの姿に魅せられたクリスは、罠を仕掛けて、女を捕らえる。クリスは自宅の納屋の地下室に女を監禁するが、それは家族をも巻き込む惨劇の始まりだった―。鮮烈なデビュー作『オフシーズン』、その続編『襲撃者の夜』のキャラクターを引き継ぎ、鬼才ケッチャムが気鋭のホラー映画作家ラッキー・マッキーとともに作り上げた衝撃作。後日譚となる短編「カウ」を併録。

【著者紹介】
ジャック ケッチャム : 俳優、教師、出版エージェントなどの職業を経て、80年に『オフシーズン』で作家デビュー。本名はダラス・マイヤー。2011年、ホラー小説への貢献を讃えられ、ワールド・ホラー・コンベンションでグランドマスター・アワードを受賞

金子浩 : 1958年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • GaGa さん

    これはなかなかの傑作だった。前作が駄目だったので期待しないで読み始めたら面白すぎてあっという間に読了した。本作ではきちんとした「飼育」と言うテーマがあり、初めは一般家庭の中にある異常からスタートしているところがいい。プラスされている短編「カウ」も非常に生きている。それにしてもソケットは気味が悪かった。

  • HANA さん

    『オフシーズン』シリーズ三作目。兎に角登場する人物のほとんどが人格的に不自由な人か心に闇を持った人ばかりなので、前二作にあった陰惨さは見る影もなし。最後ウーマンが大暴れする所など、水戸黄門か仕事人のラストを見るようなカタルシスさえ覚える始末でありました。それにしても『オフシーズン』だとモラルに縛られない人間の恐ろしさを感じたものだけど、完全にモンスター化してしまったなあ、この一家。後日談「カウ」では一人の人間が壊れ取り込まれていく様が描かれ、こちらの方が恐ろしい。凄惨成分もこちらの方が多めでありました。

  • eirianda さん

    読んだ! 最初〜中盤まで、なんだかなぁと思ってたけど、いやいや流石ケッチャム。短編カウも今迄とは異色の爽やかさ。

  • 白黒豆黄昏ぞんび さん

    だんだん麻痺してくるのかねえ、ウーマンの味方しちゃってる自分がいたりして。クリスが死んでスッとした。ウーマンとクリスを対峙させるとクリスの卑小さが際立つ。自分の王国を作りたかったクリスだけど、異物を招き入れたのもクリスであって自業自得です。クリスとブライアンはほんと気色悪い親子だわ。そして今回同時収録の「カウ」にて、やっと体を洗うシーンが出てきました!清々しい気分になりました。なんだかんだ言ってこの一族を好きになってきているのかも・・・。種馬(牛?)も見つけたし、まだこの悪夢は続きそう。友成さんが絶賛して

  • 活字スキー さん

    ☆ネタバレというかグロ注意☆オスとメスの喰うか喰われるか、ヤるかヤられるかの死闘。純粋であること、人間的であることの意味。そして緊張と解放のカタルシス。せっかくだから「はらわたを抜き、両腕をはずし、背骨を抜き、半分にし、四分の一にし、肋骨をはずしたところ」の説明までしても良かったと思う。ウーマンの強さはひとえに彼女が“人ではない”事によるのだろう。人は、人に生まれるのではなく生きる過程で人間性や社会性を身につけ、人になる。今の日本でも、その過程に問題を孕んだ人が増えているのかもしれない。

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