リチャード・ニーリィ

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リッジウェイ家の女 扶桑社ミステリー

リチャード・ニーリィ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594066581
ISBN 10 : 4594066585
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
406p;16

内容詳細

ギャラリーでダイアンの絵を見て声をかけてきたのは、退役空軍大佐のクリスだった。裕福な未亡人だが夫の死に関わる暗い記憶をもつダイアンは、あらたに始まった恋にとまどう。やがてふたりは再婚して新たな生活を始めるが、そこに疎遠になっていた娘のジェニファーとその恋人ポールから突然連絡が入って…。不幸な過去に囚われた母と娘の確執と、アンビバレントな感情。同居を始めた四人の生活にさす、怪しい影。どんでん返しの巨匠、幻の未訳作ついに解禁。

【著者紹介】
リチャード・ニーリィ : 1920年マンハッタン生まれ。従軍記者として日本に駐在。帰米後、広告代理店に勤務。1969年に、『愛する者に死を』(ハヤカワ・ミステリ)『仮面の情事プラスティック・ナイトメア』(新潮文庫)他、書き溜めていたミステリー三冊を一挙に刊行し作家デビュー。1999年逝去

仁賀克雄 : 1936年神奈川県生まれ。評論家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hit4papa さん

    夫を刺殺した過去をもつ裕福な女流画家。娘と疎遠になっていた彼女は、男性と恋におちたことをきっかけに、娘とその婚約者との同居を始めます。幸福な日々を過ごす主人公でしたが、恋人が財産を狙っているのではと疑心暗鬼にかられます。ううん、やっぱり。恋人の悪辣ぶりは早々に判明するのですが、終盤にかけて捻りがあるだろうと予想がついてしまいます。読み進めると、あぁ、さらに、やっぱりで、ビンゴ!の快感は味わえるものの、想定内すぎて残念です。大ラスにさらにもうひと捻り分ありますが、これは余計のように思えます。またまた残念。

  • hydrangea さん

    母娘二人の視点で物語が進みますが、胡散臭い奴は、やっぱり胡散臭いってことです。ある程度の展開は読めてしまうかもしれませんが、後半物語が加速してくるあたりから面白くなってきます。私はこれが初ニーリィ作品なので、他の作品もよんでみたいのですが、現時点で入手はなかなか難しそうですね。

  • しろ さん

    ☆7 父の死をきっかけに、不仲で別れていた母と娘。しかし、お互いがロマンチックな出会いでパートナーを得たのを契機に4人での生活が始まる。前半はそんなロマンチックな男女の描写が続くが、後半からはなんとなく怪しい男の秘密を巡るサスペンスになっていく。最終的なところの読めやすさもあるが、いくつも張られた罠が素晴らしい。まさに海外ミステリという感じの雰囲気が好き。だけど不思議、折原一が帯を書いてしまうとどんでん返しに驚けない(笑)

  • タカラ〜ム さん

    #はじめての海外文学 vol.5で駒月雅子さんが推薦している作品。帯の惹句によれば著者は『どんでん返しの巨匠』とのことで、本作でも後半にはどんでん返しの展開が待ち受けているのだろうと期待して読み始めた。ダイアンとジェニファー母娘の関係やリッジウェイ家の過去の出来事、そこに絡んでくる男たち(クリスとポール)。誰もが腹に一物ありそうで、誰が事件の核になってもおかしくない。誰もが怪しく思えてきて、先が気になって読ませてしまう。そして起こるべきして起きる事件。そこからの展開の目まぐるしさ。さすがの読み応えだった。

  • 飛鳥栄司@がんサバイバー さん

    久々のリーニィだったけど、やはり以前に出版されている傑作3作には及ばなかった印象。それだけ『オイディプスの報酬』『殺人症候群』『心ひき裂かれて』の完成度が高ったのだろう。それでも、リーニィの作風は現代の読者層にマッチしているのではないだろうか。サスペンス性もさることながら、最後のサプライズ演出は読者を飽きさせない。本作も唐突な男女の出会いと長いこと不仲だった母娘との仲直りが、どう展開されていくのか、最後のサプライズは何かといった期待を持たせている。自分は最後を見切ったが、先入観なしで楽しむことをお薦めする

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リチャード・ニーリィ

1920年マンハッタン生まれ。従軍記者として日本に駐在。帰米後、広告代理店に勤務。1969年に、『愛する者に死を』(ハヤカワ・ミステリ)『仮面の情事プラスティック・ナイトメア』(新潮文庫)他、書き溜めていたミステリー三冊を一挙に刊行し作家デビュー。1999年逝去

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