不謹慎 酒気帯び時評50選

坪内祐三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594066413
ISBN 10 : 4594066410
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
390p 19cm(B6)

内容詳細

「変化」に幻滅してやっと成熟に向かう。排外主義は感情、保守は価値観である。30円で幸せになる能力を教養と呼ぶ。個性的であろうとしなくていいんだよ。思考にアソビがない純粋病は暴走する。3.11を挟む1年半・50回の対談集。

目次 : 単なる保守反動ではない「茶会」。「真のアメリカ人」とは誰なのか?/ 国境紛争だらけのロシアで、北方領土なんて二の次のはずだ/ 尖閣問題で興奮してる自称・保守の人たちは、単にヒマなのか/ “赤い官房長官”と言われるけど、今どき右/左でもないでしょう/ 海老蔵よ、暴れるのはいいけど一流の“悪い人”と遊んでほしい/ たった30円でハッピーになれる能力を「教養」と呼ぶ/ 「チェンジ」に幻滅した私たちは、やっと絶望という成熟に向かう/ 「保守」と書いて「チビ」と読む?日本と世界の「小さい人」を考える/ “民衆が立ち上がったSNS革命”だけでは語れない複雑な事情/ 「55年体制」と同時に誕生して3月末でなくなる「赤プリ」にて〔ほか〕

【著者紹介】
坪内祐三 : 1958年東京都生まれ。文芸評論家。早稲田大学文学部英文学科卒業、同大学院修士課程修了。文芸クォリティマガジン『en‐taxi』(扶桑社)の編集同人をつとめる

福田和也 : 1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶応義塾大学文学部仏文科卒業、同大学院修士課程修了。現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。『en‐taxi』の編集同人をつとめる

石丸元章 : 1965年千葉県生まれ。ライター、作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    週刊SPAで連載されている坪内祐三&福田和也の時事放談をまとめた本。2011年の話題なので東日本大震災や立川談志の死などがあり、時事本なのにどこか古びないものがある。ゲストの重松清が言う様に、大半はどうでもいい事ばかり。そこが良いのだ。時事・芸能・スポーツ・政治・文学・歴史・グルメ等などの話題が縦横無尽である。この二人の意見はいつも気になる。ものを知る事は楽しいと思わされる。30円でハッピーになれるのが教養だという意見にはつくづく同感。この本もブックオフで108円で買ったがハッピーな気分である。

  • 阿部義彦 さん

    図書館本。坪内祐三さんと福田和也さんがはるか昔に週間SPAでやっていた対談「これでいいのだ」の2010年11月から12年6月までをまとめたものです。お二人とも私より1から3歳年上、『文壇アウトローズ』と名乗って、馴染みの居酒屋、バー等で酒を混じえて、楽しそうに話に花を咲かせます。しかし読書家だけあって、本当に知識の量が半端ないです、オールジャンルオーケーでほぼノープランでその場に赴き、ノリでテーマを決める事もしばしば。歴史、文学、映画、歌舞伎、ロック、落語、相撲、何でも永遠に喋り続けそう。これぞ生き字引!

  • いづむ さん

    このお二方の対談、刺激的です。読んでいて自分も口を出したくなったり、激しく同意したり、知らない世界を垣間見られて驚いたり感心したり、掘り下げて知りたくなる事象に出会ったり、興奮しながら読んでいます。発言の背後にある膨大な知の体系、体験、教養にもっと触れたくなり、ここから読書の幅が更に広がります。

  • ことぶき2011 さん

    単純にめちゃめちゃ面白いんだけど、すっごく勉強にもなります。これからもずーっと酔いどれ対談続けてください♪

  • やぶチャン さん

    ★★★★☆お二人の博学には驚き、「つまらない」と「わからない」は違うという事つくづく感じさせられました。

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人物・団体紹介

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坪内祐三

1958(昭和33)年‐2020(令和2)年。東京都渋谷区生まれ、3歳から世田谷区育ち。早稲田大学第一文学部人文専修卒、同大学院英文科修士課程修了。1987(昭和62)年から1990(平成2)年まで「東京人」編集部員。1997(平成9)年、『ストリートワイズ』(晶文社)でデビュー。2001(平成13

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