まごころの魔法 下 扶桑社ロマンス

ノーラ・ロバーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594064792
ISBN 10 : 4594064795
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,428p

内容詳細

ルークは大魔術師ヌヴェルが見込んだ通りマジシャンとして腕を上げていった。とりわけ脱出魔術では目覚ましい上達振りを示した。一方ヌヴェル・ファミリーの陰の仕事である宝石の窃盗にも習熟していった。そんな大過なき日々のなかルークはロクサーヌと結ばれる。だがルークに憎しみを抱くある人物が罠を仕掛けてきたことから事態は一変する。追い詰められたルークはファミリーに累が及ばないよう姿を消した。ロクサーヌが彼の子を宿しているのも知らずに。それから5年後、彼が姿を現す…。

【著者紹介】
ノーラ・ロバーツ : 1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするや、一躍ベストセラー作家となる。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には“タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人”の第7位に選ばれている

加藤しをり : 翻訳家。奈良県出身。旧大阪外国語大学フランス語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬ さん

    突然何をしているのか分からなくなったり、賢者の石を見つけるという思惟に取り憑かれたマックスに対して、彼のプライドを汚すまいと配慮する周囲は実にあたたかい、本作は全編通して家族愛に満ちている。過去に遡った時間軸も冒頭に追いつき、サムへの復讐が主軸となって展開する。ルークの相棒ジェイクの怪しくて明るい雰囲気が、復讐に燃える一味に彩りを添えている。終盤の血の繋がりを越えたような、マックスとルークのやりとりも切なくとも胸の温まる光景。まさにまごころの魔法。「物の価値というものは、人が信じるかどうかで決まるんだよ」

  • ばんび さん

    なぜか読むのが進まず。時間かかった。

  • ちず さん

    とても辛い幼少期を過ごしたのに、マックスは惜し気もなく愛情を振り撒いた。養父の仕打ちに耐えかねて家出したルークの境遇を一目で見破り受け入れた。 なかなかできないこと。 愛し続けることのできる相手と出会うことは奇跡。でも、相手に与え続けるのは努力。

  • ベルるるる さん

    ルークがサムに脅迫されて5年間も身を隠していたのは、ちょっと残念だったな〜。いくらロクサーヌやマックスを守る為とはいっても、ちょっと長い。復讐も、もっと残酷なものがよかった(笑)。 マックスの最後が本当に悲しい。アルツハイマーで奪われていく人生は、ちょっとつらい。そんなマックスにルークがお父さんと呼びかけるシーンは、涙・・・。

  • るぅ さん

    ロマンス小説っていうか壮大な家族愛の話。素晴らしかったです。母は強し。ロクサーヌの強さに憧れます。

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ノーラ・ロバーツ

1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするやいなや、一躍ベストセラー作家に。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には“タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人”の第7位に選ばれている。ロバーツ名義のほか、J.D.ロブ名義では“イブ&ローク”シリー

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