ポリーナ・シモンズ

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青銅の騎士 2|下 レニングラード 扶桑社ロマンス

ポリーナ・シモンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594061326
ISBN 10 : 459406132X
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,465p

内容詳細

ルガの地でアレクサンドルに救われ、九死に一生を得たタチアナはレニングラードに帰ってきた。しかしその後もドイツ軍の侵攻はとまらず、ついに歴史に名高いレニングラード包囲戦がはじまる。アレクサンドルへの想いを秘め、家族に隠したまま過ごすタチアナの日常はつらいものだったが、彼の存在だけが彼女の心の支えでもあった。やがて戦争は泥沼化し、タチアナ一家にも厳しい試練が訪れる。そのとき愛し合うふたりがくだした究極の決断とは…。圧倒的筆致で描かれる戦火のなかの愛の物語。

【著者紹介】
ポリーナ・シモンズ : 1963年生まれ。10歳までレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)で過ごす。その後、家族で移民としてアメリカに移住。処女作『Tully』以降、ロマンティック・サスペンス、ミステリー、ヒストリカル・ロマンスの分野で次々と話題作を世に問う。現在、夫と4人の子供とともにニューヨーク近郊に在住

富永和子 : 東京生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業。英米翻訳家。『スター・ウォーズ』のノベライズ(ヴィレッジ・ブックス他)をはじめ、ミステリー、ロマンスにも訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • まみ子 さん

    戦争によって引き出される、人間の本性ともいえる残酷な一面がリアルに描写されてて引き込まれます。飢えと寒さの中、必死に生きようとする姿がなんともいえません。そんな生きるか死ぬかの中で姉を欺き、お互いへの思いを隠そうとする必要があったのかは疑問ですが、落涙にて幕を閉じた2巻でした。

  • veri さん

    血を肉を魂を削り、家族の中に自分の居場所を作るターニャ。そこにあるものを決して見ようとしない家族の為に彼女は命を裂く。あるがままの自分を見てもらえずに、相手が見たいものしか見てくれない時、人は孤独を感じるのだろうか。無慈悲にも大人にならざるを得ない彼女は女へ、煌めく青年であったアレクサンドルは一人の男になっていく。いっそ切れてしまえと願うほどに捩くれてしまった恋はどこまで耐えきれるのか。這ってるかのように息苦しい。これでようやく二人はスタートラインに立つ。これからどう紡がれていくのだろう。

  • みータン さん

    起承転結ならUは承の部分かな。敵に包囲された町は極限の飢餓状態に襲われる。その中で生き続けながら、ふたり嘘を重ねつつもお互いを思う切なさ。アレクサンドルがタチアナに見せる心の奥底部分にはもう…胸にせまるよ;;こんな状況で嘘をつき続けたことは、誰のためにとっても「どうよ?」と思うけど…。ロマンスよりも歴史的なリアルさが際立つU巻だった。ああ、早く次読もうw(汗)

  • rikako さん

    戦争は爆撃だけで死ぬわけではないんだ。今まで生きていた人間が飢えで死ぬ。想像を絶する世界。バタバタと死んでいく人間、死体の山を目の当たりにしたら、人間は正常な思考回路を失うことだろう。私だったら、生き抜く力を維持する自信がない。

  • 月青 さん

    主役2人だけを見れば純愛なんだけど。だけど…本当にそれで良かったの?それが「彼女」のためになるの?というモヤモヤ感が残る。後編に期待しよう。

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ポリーナ・シモンズ

1963年生まれ。10歳までレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)で過ごす。その後、家族で移民としてアメリカに移住。処女作『Tully』以降、ロマンティック・サスペンス、ミステリー、ヒストリカル・ロマンスの分野で次々と話題作を世に問う。現在、夫と4人の子供とともにニューヨーク近郊に在住

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