トマス・ウィーラー

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神秘結社アルカーヌム 扶桑社ミステリー

トマス・ウィーラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594057602
ISBN 10 : 4594057608
フォーマット
出版社
発行年月
2008年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,559p

内容詳細

時は20世紀初め、大英博物館近くで、神秘学の巨人が事故死した。彼と行動をともにしてきたコナン・ドイルは、その不審な死の謎を追い、世界を震撼させる幻の書物が関わっていることを知る―秘密結社アルカーヌムを再結集すべき時が来たのだ。NYへ渡ったドイルだったが、組織の仲間である悪魔学の若き泰斗ラヴクラフトは、異常な連続殺人犯として囚われの身となっていた…フーディーニ、アレイスター・クロウリイなど、実在の人物が入り乱れ、恐るべき大事件に挑む、伝奇冒険ホラー。

【著者紹介】
トマス・ウィーラー : 22歳から脚本家となり、ハリウッドで活躍。ローマ帝国を描くTVドラマのミニ・シリーズや、ミステリー・シリーズの脚本・製作総指揮を担当。小説デビュー作となる『神秘結社アルカーヌム』は、映画化が決定している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】 さん

    *ホラー・実名小説*時は20世紀。大英博物館のすぐ傍で不審な死者が発見された。コナン・ドイルは、その不審な死の謎を追い。その解決には協力者が必要とNYへ飛ぶ、悪魔学の若き泰斗、ラヴクラフトに会うために。実在の人物が入り乱れ、恐るべき大事件に挑む傑作!――傑作B級映画のノリで展開する超ハチャメチャ冒険譚!物語の各所に散りばめられている登場人物ならではのネタがまた、読書欲を掻き立てる!多少ご都合主義なところもありますが、その点に片目をつぶれるなら良質な物語だと思います。

  • 眠る山猫屋 さん

    アーサー・コナン・ドイルにフーディーニ、ラブクラフトまで登場の架空冒険譚。リーグオブレジェンドっぽいノリは大好きです。喪われた支族の来歴や敵対する謎の存在は実に興味深い。なのに何か物足りないのは何故なのだろう?歴史的な考証はしっかりしているようなので、少し勉強になったような感じ。

  • 小暮 さん

    コナン・ドイル、ラヴクラフト、アレイスター・クロウリーやフーディーニといった「有名人」達が大活躍する架空の物語。いや、もうこういう話大好き!ドイルの切れ者っぷりはもうまんまあの人だし、ラヴクラフトは虐げられながらもやる時はやるしで、贔屓の役者が活躍した時の嬉しさみたいなものを感じて幸せになります。少女アビゲイルと、潔癖であろうとする禁欲青年ラヴクラフトのあのシーンは想像するだけでにやにやしてしまうけれど(笑)。

  • sfこと古谷俊一 さん

    若きラヴクラフトが不安定ぶりや対人関係など、美味しい役柄になってますな。映画っぽい窮地に追い込まれてアクションで切り抜ける展開なので、TRPGシナリオにも使えそう。

  • ゾルタン さん

    ハリウッド風な明るい軽さだけどアクションてんこ盛りでサービス精神にあふれていますwでも、なにしろラブクラフトが抱きしめたくなるぐらいキュートすぎる!!!wコメディリリーフだったりツンデレだったり悩める熱血野郎だったり、なにしろ魅力的w狂気山脈とか無名都市とか例の狂えるアラブ人の書いた魔道書とかの目配せもバッチリ。それなりに楽しめました!

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トマス・ウィーラー

22歳から脚本家となり、ハリウッドで活躍。ローマ帝国を描くTVドラマのミニ・シリーズや、ミステリー・シリーズの脚本・製作総指揮を担当。小説デビュー作となる『神秘結社アルカーヌム』は、映画化が決定している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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