ジェームズ・アンダソン

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血染めのエッグ・コージイ事件 扶桑社ミステリー

ジェームズ・アンダソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594052218
ISBN 10 : 4594052215
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,558p

内容詳細

1930年代の英国。バーフォード伯爵家の荘園屋敷に、テキサスの大富豪、大公国の特使、英海軍少佐など豪華な顔ぶれが集まる。やがて嵐の夜に勃発する、宝石盗難事件と、謎の連続殺人。犯人は15人の中にいるはずだが、手がかりは庭に残された、血のついた茹で卵覆い(エッグ・コージイ)だけ…。復古的な舞台立てと、ロジカルな推理、けれん味あふれるトリック、そして意外な結末。70年代に黄金期本格の味わいを復活させた作品として名高い、伝説のパズラーが待望の復刊。

【著者紹介】
ジェームズ・アンダースン : 1936年、イギリス生まれ。レディング大学で歴史学を専攻後、セールスマン、コピーライター、フリー・ジャーナリストなどを経て作家に。70年代以降に登場した本格ミステリーの旗手として、高い評価を得ている

宇野利泰 : 1909‐1997。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • セウテス さん

    1975年の作品ですが、舞台は1930年代の英国バーフォード伯爵の屋敷という、黄金期の設定を駆使した作品です。そこに様々な思惑を持った11人が集まり、パーティー後の深夜に事件は起こります。2人が殺害され、屋敷の銃が盗まれ、血染めのエッグ・コージイが残されます。スパイや恐喝者、名のある怪盗が暗躍する事で、物語としては心踊る展開となりますが、複雑にしているとも言えます。謎解きは論理的に推理されおり、こうした幾つもの小さな手懸かりを考察し、一つ一つ真相を明らかにする事で犯人にたどり着く、私の好み中々の傑作です。

  • ケイジ さん

    富豪、殺人犯、盗賊、スパイ、等々がひとつの屋敷に集結。そして各お部屋の見取図。こういうミステリー好みです。

  • 造理 さん

    ★★★☆☆ ある貴族の屋敷で起こる殺人事件。滞在客(容疑者)が多く同時進行でスパイ、宝石泥棒なども暗躍しかなり複雑な話になっています。豪快なトリックと意外な犯人が見所。事件中ずっと眠らされていた(笑)アルジーはほとんど出番がないですが後日談も含めていいキャラで印象に残りました。

  • Kid A さん

    冗長かとも感じていたけれど、かなり複雑な展開になっていくので、なるほどこの分量での説明は必要だなと納得。 出来事がバトルロイヤルのように入り乱れ、読んでいて「んん?」となってしまったりもしたが、芸が細かい伏線を張ってあっちこっちと結び付ける。多少無理もあるが立場と行動を合致させ点を線にしていく技巧と、それをひっくり返しまた別の点と結び付けていく構成はパズラーの醍醐味と言っていいかも。 全体的に論理的な印象だけど、某軍団がやりそうなバカトリックも拝めるという一挙両得なミステリー。おもしろかった。

  • shibatay さん

    再読なのに細かいところを忘れていたので、初読みとして楽しめました。それにしても盛りだくさんなマナーハウス・ミステリーだなー

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