スティーヴン・キング

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骸骨乗組員 スケルトン・クルー1 扶桑社ミステリー

スティーヴン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594002848
ISBN 10 : 4594002846
フォーマット
出版社
発行年月
1988年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,345p

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    三分冊で刊行された短編集の第1冊目。この奇妙な題名の作品はなく、この短編集を総じて表したもの。序文にあるようにキングが案内人となり、死に纏わる話の旅に出る読者そのものを指しているように思える。本書に収められた「カインの末裔」の如く、思わぬ不意打ちを食らい、「死神」のように見てはいけない物を覗き、そして「ほら、虎がいる」のようにページを捲った先には虎に遭遇するかもしれない。それはまさに「霧」のように内容も全く先が読めない。次作も作者の案内されるまま、奇妙で不思議な、そして恐ろしい世界へと足を踏み入れよう。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    映画にもなった『霧』のミルクに浸かったような霧の中に得体の知れない「何か」によって人々が殺される場面の緊迫感が凄い。存亡が掛かっているのに浅慮や社会的地位の振りかざし、地域での軋轢で決別して最悪な結果になるという描写もリアル。そして『屍鬼』(小野不由美)の伊藤郁美のようなカーモディ夫人が生贄を持ち出した時は本当にゾッとした分、ミセス・レプラーの理性を失わない気丈さは本当に救いでした。『ウェディング・ギグ』のギャグ感に対し、『死神』のじわじわくる怖さと『カインの末裔』のクレイジーさにもいい意味で呆然。

  • harass さん

    はるか昔に読んだ『霧』を思い返しこの本を探し出す。夏の嵐に襲われた避暑地に住む主人公は息子と隣の弁護士とともに、スーパーマーケットに買い物に出かける。混雑したスーパーは濃い霧に辺りを包まれていく。その霧の中には…… 約220ページの中編で久しぶりのキング節にページが止まらなかった。ストーリーとしては王道パニックホラーで、徹底した主人公固定視点で描かれている。この『霧』は早川の『闇の展覧会』というアンソロジーにも収録されていて、『ミスト』という題名で映画化されている。絶望感に満ちたおぞましい傑作。

  • トムトム さん

    握手しない男、そういう呪いをかけられたから。悲しいお話です。霧はいわずもがななので書かない。意外と好きなのがウエディングギグ!マフィアの結婚式。笑ってはいけない結婚式。さて、どうなる?こういう話も書けるから、キングはすごいと思う。

  • ぎん さん

    月イチキング。これは傑作中編「霧」を読むために何度も引っ張り出してたのでカバーがもうぼろぼろ。映画も良かったけど、映画しか知らない人には是非読んでほしいなぁ。 短編集「スケルトンクルー」の一分冊めなので、しばらくキングの短編にどっぷり浸かります。

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人物・団体紹介

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スティーヴン・キング

1947年、アメリカ、メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年『キャリー』で作家デビュー。代表作に『シャイニング』『ザ・スタンド』『IT』『11/22/63』などがある。初のミステリー作品である『ミスター・メルセデス』でエドガー賞最優秀長編賞を受賞

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