平凡倶楽部

こうの史代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582834901
ISBN 10 : 4582834906
フォーマット
出版社
発行年月
2010年11月
日本
追加情報
:
143p;22

内容詳細

「平凡」な日々は、いつも少しだけ可笑しい。こうの史代が贈る、待望の初エッセイ集。「東京紀行」「戦争を描くという事」「実録!あいつのゆくえ」「聖さえずり学園!」「8月の8日間」など32編収録。

【著者紹介】
こうの史代 : 1968年9月、広島市生まれ。1995年『街角花だより』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    こうの史代氏の初のエッセイ集。約1年WEB平凡で連載したものに、「わしズム」掲載分を収録した作品。実験的な作品が多い。じっくり読み進める味わいのある作品。自身の内縁の夫との馴初めや二人の関係を描いた「婚姻届」や、「古い女」にぞくりとさせられる。「戦争を描くという事」、ラストの「8月の8日間と80年間」は戦争について考えさせられるエッセイ。私達は実際に戦争を経験してないが、戦争を経験した人々に触れられる最後の世代になりつつある。戦争を伝えるという事は惨禍だけでなく日常も伝える事。非常に考えさせられる作品。。

  • えちぜんや よーた さん

    エッセイあり、漫画あり、挿し絵ありで「こうのセンセのお徳用パック」といったところか。読むに従って誰かさんの考え方に似ているなぁと感じる。『病床六尺』を書いた正岡子規だ。子規も脊椎カリエスに苦しみながらも、身内に対するグチをこぼしたり、毎食の献立と感想を詳しく書いていた。そんなノリです。あと『この世界の片隅に』を描いた理由も述べられている。やはり生活者目線を信条とする漫画家さんだ。

  • コットン さん

    エッセイ本ではありますが、コミックがふんだんに盛り込まれていていい。特に小作品『るいるいかむい』の漫画を描く淡々とした生活の描写に潤いを与えている、透明ちびっこ達の存在感が無いようで有るところが好き。また『古い女』の漫画の背景以外の模様(例えば小さいコマの寿退社のシーンのページいっぱいに赤熨斗の模様あり。)が面白い。

  • こうすけ さん

    料理、花、鳥、仕事。こうの史代が日常をつづったエッセイ。ハンコで描いたり、編集者とのハガキのやりとりがあったり、小説があったり。表現力に満ち溢れていて面白い。しかし戦争の話題をはじめ、微かな毒がたしかにある。「なぞなぞさん」の話はゾッとした。

  • ジュール さん

    こうのさん大好きだけで、これは漫画はともかく文章が読みにくかった。 字体のせい? ただ、原爆を他の戦禍と相対化している視線、確かに納得。 死者だけで言えば東京大空襲の方が多い。 だから本音では戦争ものは苦手といわれるのはよくわかる。

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人物・団体紹介

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こうの史代

1968年、広島県生まれ。漫画家。95年『街角花だより』でデビュー。おもな著作に『日の鳥』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)、『ぼおるぺん古事記』(古事記出版大賞稗田阿礼賞受賞)、『この世界の片隅に』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)、『夕凪の街 桜の国』(文化庁メディア

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