一揆の声 おれは一万石 6 双葉文庫

千野隆司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575669015
ISBN 10 : 4575669016
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
285p;15

内容詳細

順調に進む菩提寺改築の一方で、あちらこちらで一揆、打ち壊しの話を聞くようになった。高岡藩でも代官と農民の行き違いから、ついに一揆が勃発する。正紀はこの難局をどう乗り切るのか!? 好評シリーズ第六弾!

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読書メーターレビュー

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  • キャプテン さん

    ★★★★☆_「おれはサラリー万石フェア(給料が1万円でも下がればバイトに格下げ!)」第四弾。崖っぷち一万石大名の命がけの小さな戦いを描くシリーズ6作目。杭(1)→塩(2)→醤油(3)→麦(4)→欅(5)ときて、今回は「人」。大飢饉の折、百姓とのすれ違いで一揆が発生する(当時、一揆は大名の大きな不祥事とされた)。縦社会で高い評価を得ることは並大抵のことではないが、縦社会で失敗することは実に簡単なこと。正紀は誰かに評価されることではなく、関係者に最良の形を求めて奔走する(かっくいい)。俺もそうありたいものだ。

  • はにこ さん

    いつも商人みたいなことをしていた正紀だったけど、今回は藩主の跡継ぎらしく一揆を被害を最小限に収めるために奔走する。ただでさえも貧乏な藩なのに凶作でさらに窮地に。京の助言通り、領民に寄り添った采配は見事だった。でもこの采配を良く思わなかった人もいるみたいで。次はそっちとのいざこざもありそう。

  • 夜の女王 さん

    凶作の続く中、更なる年貢を課された百姓たちの不満は、名主の惣右衛門が捕らえられた事を期に一揆に発展。安易に武力に頼りたくない正紀は、難しい舵取りを迫られる。更に、一揆の裏で蠢く者が!…今回の悪役は意外と小物。そういう意味では、少々物足りない巻だったが、世継ぎ自ら出向いての切ったはったで、悪役を片付けるラストは相変わらず。でも、相手が小物だと爽快感が無いなぁ(笑)。高岡藩を巡る陰謀はあらかた片付いて、大物が居なくなったか!?

  • まみ〜 さん

    米の不作、凶作が続く中、ついに恐れていた一揆が?年貢率の引き下げと、一部の村にだけ課せられた貸米免除の嘆願のため、大勢の百姓たちが高岡藩代官所に?武力鎮圧は容易いが、なるべく穏便に済ませたい考えの正紀?老中や幕府高官の圧力もかかる中で、正紀はどう動くのか⁉️ うん、今作も面白かった?✨正紀さんと京夫婦の絆が深まってるのもいい?✨ちゃんと領民に寄り添える人であってくれて良かったです?

  • hiyu さん

    タイトルの通り、領内で発生した一揆は井上に深刻な事態をもたらした。一揆への対処だけでなく、派生した悪事も襲いかかる。違う結末でも良かったのだろうが、本作のような終わり方がしっくりきたような気がする。

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人物・団体紹介

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千野隆司

1951年、東京都生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」両シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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