カンヴァスの向こう側 少女が見た素顔の画家たち

フィン・セッテホルム

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566024199
ISBN 10 : 4566024199
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
366p;19

内容詳細

リディアは、絵を描くのが大好きな十二歳の女の子。公園で不思議な少年に出会ってから、まわりでは変なことばかり。おじいさんと出かけた美術館で、絵画にふれてしまったリディアは、絵画の世界に迷いこみ…待ち受けるのは、どんな冒険でしょう?気難しかったり、冗談好きだったり、気のいい飲んべえだったりと、素顔の巨匠に出会えます。名画をめぐる時空を超えたファンタジー。イタリア「チェント賞」、オランダ「セレクシス青少年文学賞」受賞作。

目次 : 第1章 『キッチン・メイド』/ 第2章 『侍女たち』/ 第3章 『ラ・ジョコンダ』―モナ・リザ/ 第4章 『バレエの教室』/ 第5章 『ノラム城、日の出』/ 第6章 『燃えるキリン』/ エピローグ―リディアの秘密

【著者紹介】
フィン・セッテホルム : 1945年、スウェーデンの古都シグトゥーナで作家の両親の間に生まれる。両親の影響からか自然に児童書の著作活動に入る。スウェーデンでは知らない子どもはいないというほど人気の、テレビアニメ番組の主題歌を手がけた作詞・作曲家、歌手。現在はコンサート活動を行うかたわら、児童書作家としても活躍している。『カンヴァスの向こう側―少女が見た素顔の画家たち』がイタリアの「チェント賞」、オランダの「セレクシス青少年文学賞」を受賞している

枇谷玲子 : 1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しろのあ さん

    美術学習の要素が強いかなと思いきや、ストーリーもリディアがいかに生還するかという軸で展開してゆくので最後までだれずに読めました。画家のチョイスも絶妙で、みんながリディアに親切なところが良かったです。画家の絵やアトリエ、時代背景、モデル、画家周辺の人々がいきいきと描かれています。ケイティの美術館シリーズなど好きな方にもおすすめです。

  • ASKA さん

    絵を描くのが好きな少女が触れてしまった名画が描かれた場所へタイムスリップしてしまうお話。各話で主人公を助けてくれる画家さんたちがみんなステキで良かった。いかにも芸術家みたいな人も変人もいておもしろい。

  • 鳩羽 さん

    十二歳の女の子が、触れた絵の時代、国にタイムスリップしてしまい、六人の画家と出会うという冒険物語。説明的な用語はほとんど出てこないのに、画家の作風やその国の雰囲気が出ていて読み応えがあった。魔女と疑われて牢屋に入れられたりもするけれど、画家たちは皆優しく、主人公の女の子を保護して芸術家の卵として扱ってくれる。触れた絵の時代に飛ばされる、じゃあ元の世界に戻るには……? という点が物語の山場になればよかったのに。

  • ミス レイン さん

    少女が絵の中をタイムスリップして作者の巨匠たちと交流、成長していく物語の着想はとても素敵なのですが、もう少し個々の、特に前半に出てくる画家の個性が顕著だったら、そして各章の名にタイトルが使われているキーワードとなる絵もモノクロでいいから入れて欲しかったと思います。ラストもここで急に文章か…とちょっと残念でした。せっかくのタイムスリップを経験した末のラストなのだから絵で貫き通してほしかった。年代的に、みんなのうたの「メトロポリタン美術館」がテーマソングでした。

  • mayuri(Toli) さん

    出てくる画家は皆個性的だけど優しくて……。もし自分が絵が大好きで、過去の巨匠たちのもとにタイムスリップし、絵を教えてもらったり様々な時間を共有する。こんなにもうらやましく、自己を見つめなおす旅という意味では、こんなに素晴らしい体験はないと思いました。YA世代の子供たちや、絵に興味のないような大人たちが、絵画の世界に興味を持つのにも最適な一冊だと思いました。王道な話なんだけど、とにかく面白くて、ついつい読む手が止まりませんでした。今度美術館に行ったときは、きっと違う視点を持てそうな、そんな素敵な本でした。

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フィン・セッテホルム

1945年、スウェーデンの古都シグトゥーナで作家の両親の間に生まれる。作詞・作曲家、歌手。現在はコンサート活動を行うかたわら、児童書作家としても活動している。『カンヴァスの向こう側―少女が見た素顔の画家たち』は、イタリアの「チェント賞」、オランダの「セレクシス青少年文学賞」を受賞している

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