指輪物語 4 評論社文庫 新版

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566023659
ISBN 10 : 4566023656
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
追加情報
:
15cm,213p

商品説明

恐ろしい闇の力を秘める黄金の指輪をめぐり、小さいホビット族や魔法使い、妖精族たちの、果てしない冒険と遍歴が始まる。
数々の出会いと別れ、愛と裏切り、哀切な死。
全てを呑み込み、空前の指輪大戦争へ―。
旧版の訳をさらに推敲、より充実して読みやすく美しい、待望の「新版」。

●J.R.R.トールキン【著】 瀬田貞二・田中明子【訳】 サイズ11x15cm  213ページ

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    本書が英雄物語の構造に立脚していることは言うまでもない。ところが、そうだとすれば、その英雄は通常ならばアラゴルンが背負いそうなものである。ところが、彼はあくまでも主人公フロドの補助者であるに過ぎない。その意味ではガンダルフとともに、流離する英雄を「育み申す者」の役割を担っているのである。そして、その英雄は「小さい人」であるホビットである。ここに、この物語の大きな特質が見出せる。貴顕に属する王族やエルフたち。そして一方には世界の片隅に暮らすホビットたち。この二重構造こそが物語に重層性を与えているのである。

  • ひろき@巨人の肩 さん

    物語の設定として、指輪によって崩れた世界の均衡と、各種族の指輪との距離感が絶妙で面白い。裂け谷でも希望が見出せず、モルドールへ向かうこととなったフロド。次巻が気になる展開。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    ガンダルフが森に落ち、行方不明に。チートキャラの退場で自力で切りなければならない一同は。エルフの大いなる奥方、ガラドリエル様、登場。指輪を手にした時の恐ろしさにどうなることかと思ったけど、ちゃんと自分の分を弁えている方なので潔いですね。これは人気が出るはずだわ〜。しかし、ボロミアは大義のためにとんでもない事をしてしまう。それを踏まえると、暴力や銃、知識や核爆弾なども同じように大義で使う程、恐ろしい物だと思う。フロドの決断に「ああ、やっぱり、彼はビルボ・バギンズの子になるべき人だったんだな」と思ってしまう。

  • かえで さん

    ようやく第1部が終わります。物語はこれで3分の1が終わったことになります。おぞましい敵の住みかとなっていた炭坑モリアで彼らを待ち受けた最悪の出来事…そしてロスロリアンのエルフとの出合い。最後に待ち受ける仲間たちの…………。1部ラストということもあり、目まぐるしく物語は動きます。加速した物語はついに止まることがありません。ロスロリアンのエルフたちが住む都の美しさが一服の清涼剤です。第2部はさらに混沌としてくる予感。何と果てしない世界。読んでも読んでも終わらない物語にまだまだ酔えると思うと、気持ちが高揚します

  • 南北 さん

    本巻で第1部終了。ロスロリアンでのしばしの休息はあったが、厳しい旅は続いていく。ガンダルフは闇に消え、最後は一行がちりぢりになるところで終わる。ガラドリエルがフロドたちに見せた「未来」はまだまだ前途多難であることを暗示させる。ここから先も一行には苦難が待ち受けていると思うが、次巻に進んでいこうと思う。

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