アッホ夫婦 ロアルド・ダールコレクション

ロアルド・ダール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566014183
ISBN 10 : 4566014185
フォーマット
出版社
発行年月
2005年09月
日本
追加情報
:
18cm,120p

内容詳細

毛むくじゃら顔のアッホ氏と、醜い顔立ちのアッホ夫人。そんな夫婦が繰り広げる「とても面白いけど、怖い。怖いけど、とても面白い」話の数々。さて、ちょっと、ぞっとする結末は…。

【著者紹介】
ロアルド・ダール : 1916〜1990年。イギリスの作家。サウス・ウェールズに生まれ、パブリック・スクール卒業後、シェル石油会社の東アフリカ支社に勤務。第二次世界大戦が始まると、イギリス空軍の戦闘機パイロットとして従軍したが、撃墜され、長く生死の境をさまよった。戦後、この経験をもとにした作品で作家生活に入り、変わった味わいの短編小説を次々に発表して人気を確立。結婚後は児童小説も書きはじめ、この分野でも、イギリスをはじめ世界じゅうで評価され、愛される作家となっている

クェンティン・ブレイク : 1932年生まれのイギリスのイラストレーター。16歳のとき「パンチ」誌に作品が掲載されて以来、さまざまな雑誌を舞台に活躍。また、20年以上にわたって王立美術大学で教鞭をとるかたわら、R.ホーバン、J.エイキン、M.ローゼン、R.ダールなど著名な児童文学作家との共作も数多く発表し、ケイト・グリーナウェイ賞、ウィットブレッド賞、国際アンデルセン賞画家賞などを受賞している

柳瀬尚紀 : 1943年、北海道根室市生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。英文学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記 さん

    俗に「似たもの同士」という言葉があるが、まさにそのモノといったお話。一つ屋根の下で数十年生活を共にすれば、仕草や性格・姿かたちが似てくるといわれるが、物語の夫婦は悪い意味で似たもの同士だった。結婚当初は愛し合う仲が倦怠期を通り過ぎいがみ合う仲になってしまった。原題の”The Twits"は”なじる・やじる””ばか・まぬけ・くだらんやつ”などの意味を持つ。そのものずばりの『アッホ夫婦』。醜い同士の醜い争いは結末も醜くなった(見難くなった)。著者ロアルド・ダール一流のブラック・ジョークが冴える抱腹絶笑の物語。

  • KAZOO さん

    ロアルド・ダールの子供向きというよりは大人向きの話です。訳者もよく訳している気がします。食べる時の近くに読んだりすると・・・・。挿絵が結構面白い感じで収められていますが内容は結構ブラックです。最後はマザーグース的な話を思い出しました。

  • mae.dat さん

    夫婦、家族は仲良く暮らさないとね。

  • キジネコ さん

    おっそろしく汚くて、醜くて、意地悪で、ずる賢くて自己中で庇い様がないアッホ夫婦のお噺。虐げていた者達から復讐されて消えてしまうというシンプルな顛末を遂げますが・・ 憎しみを伴侶に向けて仕掛ける致命的な悪戯で表現する同じ趣味に殉じて人生を全う。それって理解し難い愛の形?エゴを唯一の価値基準に据えて互の老醜を確かめ合うような関係・夫婦の歴史が各々の顔を作ったのね。児童書のコーナーで見つけた恐るべきロアルドおじさん、勧善懲悪譚の裏に込めた愛憎表裏一体で多様な幸福哲理を子供達に伝えて、って・・伝わるかなあ(^^ゞ

  • みーなんきー さん

    アッホ夫妻は仲が悪い。互いに嫌がらせをしては、仕返しを繰り返す。夫妻の姿とこの嫌がらせの様子が、オエッとなるほど気持ちが悪く下品で、それがまた子ども達に人気の理由だろう。何もかもが突飛なアイデアで、比類無い、まさにユニークな作品である。

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ロアルド・ダール

諜報員や戦闘機のエースパイロットであり、さらにチョコレートの歴史家、医学装置の発明家でもあった。また『チョコレート工場の秘密』『マチルダは小さな大天才』『オ・ヤサシ巨人BFG』など、数多くの傑作を執筆。現在も世界で随一の作家として名を残している

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