貧乏お嬢さまと時計塔の幽霊 英国王妃の事件ファイル 9 コージーブックス

リース・ボウエン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562060849
ISBN 10 : 4562060840
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
406p;15

内容詳細

あちこち居候し、転々とする貧乏生活ももう限界!そんなジョージーに、ケンジントン宮殿で暮らすチャンスが舞いこんだ。数々の浮名を流してきた王子がいよいよ結婚することになり、その花嫁の世話をしてほしいと王妃から依頼があったのだ。しかし花嫁を迎える宮殿は、王家代々の幽霊が出るという噂が絶えず、使用人たちは怯えるばかり。そんな最中、夜の宮殿でジョージーは本当に見つけてしまった!幽霊―ではなく死体を。それも王家にとっていま最も都合の悪い死体だ。王子の元恋人が毒殺されたことがもし世間に知られたら、一大スキャンダルとなり、結婚式も中止になりかねない。ジョージーは警察に協力して極秘の捜査をすることになり…!?

【著者紹介】
リース・ボウエン : エドガー賞をはじめ、数々の主要推理小説賞にノミネートされ、アガサ賞およびアンソニー賞を含み7回受賞経験がある。『貧乏お嬢さまと王妃の首飾り』で2度目のアガサ賞に輝く。イギリス生まれで、現在は北カリフォルニア在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aoringo さん

    ジョージ王子の結婚が決まりジョージーは花嫁である王女様の付き添いを命じられる。今回もまた殺人事件が起こってしまうが、それより何よりベリンダの心身の変化が一番の驚き。他にも色々変化が...ビーンズとトーストだけの餓死寸前だった生活と打って変わってお金に悩むこともなく、王家の人達との間で奔走する。忘れていたけどジョージーはやっぱりお姫様だったんだね。この姿を憎らしいフィグに見せてやりたい! そしてダーシーとはますますいい感じに。結婚も近そうでニヤつく。続きは間を置かずに読んだほうが良さそう。早く読みたい!

  • るぴん さん

    シリーズ9作目。王妃様の命により、ジョージ王子の花嫁・マリナ王女のお世話係として、ケンジントン宮殿に滞在することになったジョージー。殺されたジョージ王子の元愛人と関係があったダーシーに嫉妬したり、そのダーシーに殺人容疑がかけられたりとなかなか面白い展開だった。冒頭の「歴史に関する覚書」を読んで、ジョージ王子についてをウィキペディアで検索。エリザベス二世の叔父さん。なかなか破天荒な王子だったのね…。ベリンダにも驚いたけれど、ラストのダーシーの行動にもびっくり‼︎急いで続きを読まねば。

  • ジュール リブレ さん

    第二次大戦前のイギリス貴族の雰囲気を背景に楽しく読ませてくれます。いよいよヒトラーが台頭し始めて、きな臭くなってきた時代をバックに、本作はまだのんびりした王族間の結婚式にまつわるエピソードを紹介しながら、いつものように事件勃発。表沙汰にできない王族の愛人にまつわる話は急展開していきます。簡単な家庭料理、が、ステーキとヨークシャープディングと、言われてしまうと、格差を感じてしまいますが楽しみにしてるシリーズです。

  • ち〜 さん

    またまた住む所に困ったジョージー。義理姉の嫌味に耐えていた時に、いつもの王妃からの呼び出しがかかる。ジョージ王子の結婚が迫り、結婚相手のマリナ王女のお相手をする事に。幽霊の住むケンジントン宮殿で申し分のない滞在だったが、ジョージ王子と噂のあったボボの死体を発見してしまう。犯人はジョージ王子なのか?ボボの調査でいろんな事が明らかになる中、まさかのダーシーにも疑惑が…。さらにはベリンダにも大きな試練が!今回はダーシーにあまり見せ場がなかったけど、ラストの驚きの行動で、ベリンダの件とともに次巻の展開が気になる!

  • み さん

    さくさくと♪本編は、残りページわずかまでジリジリさせられました(^^;そんな仕打ちに追い打ちが、最後の行き先って、何???早く次作が読みたい。

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