ジャン=クリストフ・ビュイッソン

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王妃たちの最期の日々 上

ジャン=クリストフ・ビュイッソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562053858
ISBN 10 : 4562053852
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;20

内容詳細

世界中でもっとも有名な女王や王妃たちの最後の日々。世界史に大きな影響をあたえたさまざまな人生と死と運命を描く物語!

古代から20世紀まで、世界中でもっとも有名な女王や王妃たち20人の最後の日々は、つねに悲劇的で、しばしば残忍で、壮大かつ予期できないものである。世界史に大きな影響をあたえたさまざまな人生と死と運命を描く物語!

【著者紹介】
ジャン=クリストフ・ビュイッソン : バルカンとスラヴ世界のスペシャリスト。「フィガロ」誌副編集長

ジャン・セヴィリア : 「フィガロ」誌の副編集長、歴史雑誌「フィガロ・イストワール」の学術顧問のひとり

神田順子 : フランス語通訳・翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒

土居佳代子 : フランス語翻訳家。青山学院大学文学部卒業

谷口きみ子 : フランス語・イタリア語翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。ローマおよびジュネーヴに6年半在留。在学中より実務翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    クレオパトラ、アグリッピーナ、ブルンヒルド、アリエノール・ダキテーヌ、イサベル1世、メアリ・ステュワート、カトリーヌ・メディシス、アンヌ・ドートリッシュ、スウェーデン女王クリスティーナ、マリア=テレジア。10人のビッグネームの大まかな人生と、その最期の日々がまとめられています。名前だけ知っていても、どんな人なのか知らなかった人物もいて興味深かったです。西洋史の女性たちはやっぱり強い!

  • 星落秋風五丈原 さん

    本編に登場する女性達の何人かも、辛い死を迎えている。まあ、中には「それまで散々いい思いはしたよね?」くらい言いたくなる王妃もいる。ネロの母アグリッピーナなどは、何度も結婚して不動産を手に入れるわ、自分の息子を皇帝にしようと叔父と結婚するわとやりたい放題。強運の持ち主で、ネロが彼女を溺れさせようとわざわざ壊れやすい船に載せたにも関わらず、泳ぎが達者で助かってしまう(ネロ、詰めが甘い!)仕方がないのでその事を伝えに来た使者が剣を持っていたことを理由に「皇帝暗殺を企てた」と罪をでっち上げて兵を差し向ける。

  • marumo さん

    ルイ14世母、アンヌ・ドートリッシュの最後はきつい。早く死なせてやってと言いたくなり。カンパン夫人の手記でも驚いたけど、この時期のフランス王族の日常はホントに見世物だったのね… 全体的に硬い文章で構成されていて、中野京子がジャストの私には少々ハードル高かった。中野京子じゃ物足りない人向け?

  • 犬養三千代 さん

    クレオパトラからマリア=テレジアまで10人の王妃が取り上げられている。 敵の敵は味方。 親子、兄弟、夫婦、嫁姑などの親族の葛藤と裏切りそして暗殺。 不倫、恋愛ゲーム。 領土と称号の奪いあい。 同盟と対立。 プロテスタントとカトリック。 などの論点を死に行く時から書き起こしている。 ブルンヒルドと女王クリスティーナのことは、全く知らなかったので興味深かった。 下巻が楽しみです。

  • katerinarosa さん

    住んでいる町の図書館では人気で予約待ち状態だが、勤務先では普通に借りられたので読んでみた。歴史の中で王妃と呼ばれた人たちの、最後の部分しか、本当に書かれていない。緩慢な死、突然死、処刑死…なかなかのバリエーション。ここから参考文献をたどっていくのもなかなか、面白そう。

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ジャン=クリストフ・ビュイッソン

「フィガロ」誌の副編集長であり、歴史に特化したテレビチャンネル(cha^ine Histoire)の番組「イストリックモン・ショー(Historiquement show)」の司会を担当している。フランス学士院アンリ・ド・レニエ賞およびフランス学士院倫理・政治アカデミー賞を受賞

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