アンドルー・ファインスタイン

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武器ビジネス マネーと戦争の「最前線」 下

アンドルー・ファインスタイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562051823
ISBN 10 : 4562051825
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
443p;20

内容詳細

欧米に衝撃を走らせたセンセーショナルな一冊、戦場の死とひきかえの莫大なマネーうごめく「シャドウ・ワールド」のすべて! ワシントン・ポスト紙も絶賛―― 「調査し尽くした完璧な一冊!」

【著者紹介】
アンドルー・ファインスタイン : 1964年南アフリカ、ケープタウン生まれ。ケープタウン大学、カリフォルニア大学バークレー校、ケンブリッジ大学などで学んだのち、1994年に南アフリカ議会の下院議員。南アフリカ軍の武器購入をめぐる収賄事件の調査を上層部から止められたことに抗議し、2001年に議員を辞職。イギリスに移住して執筆活動に専念、BBCやアル・ジャジーラ、CNNなど出演、“ガーディアン”、“デイリー・テレグラフ”、“ニューヨーク・タイムズ”などに武器取引の問題にかんする記事を寄稿している

村上和久 : 英米翻訳家。早稲田大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スー さん

    6区にの安全を左右する兵器の選定は当然コストと実用性に優れた物を選ぶものと信じていたが多くの国では圧力や賄賂で左右されていた。ドイツではF-104スターファイターを選んだが墜落事故を多数起こし80名以上のパイロットを失った。9・11は軍縮で苦しんでいた軍事産業への恵みの雨となりアフガンとイラクでは雨後の竹の子のように怪しい民間軍事会社が乱立し予算削減どころか無駄金を浪費する結果になり更に地域の不安定化を進める原因になった。紛争の裏で多くの金が動く仕組みが生々しく暴かれている気が滅入ってしまう

  • BLACK無糖好き さん

    下巻はアメリカの軍産議複合体による安全保障政策の実態、アフリカ大陸で続く紛争・暴力・貧困と武器大量流入の関係、最後に国際的な武器貿易条約(ATT)の実現に向けた今後の行方等も纏められている。"テロとの戦い"のスローガンの元、アメリカの防衛産業とそこに群がる影の世界の住人達がボロ儲けしてきた様子には改めて脱力感を覚える。アフリカ大陸での集団虐殺を引き起こした独裁者に国際社会が武器を与えてきた構図をさらけ出す事に始まり、世界の武器取引の裏側を10年にわたり詳細に調べ上げた著者の執念はまさに圧巻! 

  • マッピー さん

    本来なら反則なのだろうけど、この本を端的にまとめた「訳者あとがき」から抜粋して内容紹介に代える。“本書は「死の商人」の元祖ともいうべき伝説の武器商人バジル・ザハロフの生涯を皮切りに、ふたつの方向から交互に、武器ビジネスの腐敗した世界をあきらかにしていく。 ひとつは世界各国に武器を売り込む大兵器製造企業と、その契約獲得をめぐる巨額の贈賄工作の数々である。(中略) そして、もうひとつは、武器の合法取引と非合法取引が重なりあう不明瞭な領域で暗躍する武器ディーラーの世界である。”

  • 人生ゴルディアス さん

    下巻の舞台はアメリカに移り、アメリカの防衛業界に関する腐敗する話が延々と続く。しかも、武器の納入は納入国へのブローバックをたびたびもたらしている。日本が武器輸出国になるということが、この本の当事者になることだと思うと、安易に賛成したくはない(それに著者は輸出による経済的メリットも疑わしいと見ている)。けれども、自前で兵器を開発せずにアメリカの武力に頼り続けることもまた、ある意味正直ではないと思う。そして、作るのなら輸出することで経費を賄うという考えが・・・・・・・と、本当に難しい問題だ。

  • K さん

    下巻は武器ビジネスの総本山アメリカの軍産議複合体がいかに戦争という人殺し行為でがっぽり儲けているかを中心に、アフリカにも話は及ぶ。上下通して思ったのは、同盟国だろうがならず者だろうがカネにさえなれば武器を売りさばく商人・企業・政府たちのあくどさ、政治家の子女は無能だと親の立場を利用するのねということ、アフガニスタンで武器をばらまいたアメリカの20数年後のように武器を売ればその報いを受けるということ、これだけの内容をまとめ上げた著者への敬意、誤字脱字が少なく翻訳も読みやすかったということです。

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アンドルー・ファインスタイン

1964年南アフリカ、ケープタウン生まれ。ケープタウン大学、カリフォルニア大学バークレー校、ケンブリッジ大学などで学んだのち、1994年に南アフリカ議会の下院議員。南アフリカ軍の武器購入をめぐる収賄事件の調査を上層部から止められたことに抗議し、2001年に議員を辞職。イギリスに移住して執筆活動に専念

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