エリザベット・ド・フェドー

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マリー・アントワネットの植物誌

エリザベット・ド・フェドー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562049851
ISBN 10 : 4562049855
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
243p;22

内容詳細

花を愛する若き王妃に、ルイ16世が贈った小トリアノン宮。“フランス式庭園”にはヒヤシンスやアネモネ、“イギリス式庭園”にはセイヨウハナズオウ、“王妃の村里”には牧歌的な田園が広がり、“愛の神殿”では夜会が聞かれた…。6区画80種の植物について、稀代の植物画家ルドゥーテらによるボタニカルアートとともに、植物の来歴や効能、宮廷秘話を盛り込んでいる。革命により、牢に繋がれてからも花が喜びだった王妃の素顔が読みとれる歴史植物画集。

目次 : フランス式庭園/ ベルヴェデール(展望台)/ イギリス式庭園/ 孤独の木立/ 王妃の村里/ 愛の神殿

【著者紹介】
エリザベット・ド・フェドー : 1997年ソルボンヌ大学から「衛生学から夢へ:フランス香水産業1830〜1945年」にて博士号を取得。執筆や展覧会の開催やワークショップと共に、1999年以降、高等専門教育機関Essecの学生や、ヴェルサイユの調香師学校ISIPCAで将来の調香師を教え、情報を共有することに情熱をかけている。2010年、文化大臣より芸術文化勲章を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Rosemary* さん

    マリーアントワネットが、ルイ16世から「花を愛する君にこの花束を送る」と言う言葉とともに贈られれ、隠れ家となった小トリアノンの植物を絵画とボタニカルアートを用いて植物学、医学、香水学、またはギリシャ神話の観点から王妃の数奇な運命と織り交ぜながら記述されていて読み応え十分です。素朴な草花から、大木まで多岐に渡り取り揃えていて特に香りの良いものが多い印象があり素敵な散策へと誘われます。

  • けろりん さん

    「花を愛する君に、この花束を贈る」夫君ルイ16世から離宮小トリアノンを贈られた王妃マリー・アントワネットは、庭園の造営に打ち込みます。儀礼と虚飾、政治から離れ、家族や友人たちと自然を愉しむ田舎暮らしを夢見て。本書は、絵画と細密画、王妃の書簡、歴史書の記述等を用い、夢の庭園の為に、アメリカ大陸から、極東の国々から、長い距離と時間、多額な費用を投じて集められた数々の植物を、その薬効・香料としての用途、来歴に纏わる神話と共に紹介しています。惜しむらくは、訳文が読者に合わず、心中校正をしながら読んでしまいました。

  • yn1951jp さん

    「花のラファエロ」ルドゥーテによるアイリスやバラなど植物画が素晴らしい。 悪意の噂や批判に対する鎮静剤としたオレンジフラワーウォーター、恋の魔力を発揮し美白化粧水として利用されたニワシロユリ、カーネーションの花びらに伝言を隠したコンシェルジュリーからの脱出計画、王妃の生活の中に時代の最先端の植物博物学が生きていた。 ファッション、化粧品、香水、ライフスタイル、言動、すべてにおいて彼女は当時のスーパースターであり、現代においてもアイコンであり続ける。

  • たんちゃん✡。:*☪·̩͙ さん

    王妃の好きだったプチトリアノンに植えられていた植物の図鑑。写真じゃなくて画だけど凄く綺麗。沢山の花、木があったんやなぁ。王妃としては自由すぎたけど人間としては魅力的な人やったんやろうなと。歴史上、好きな人です。死ぬまでにベルサイユ宮殿行ってみたい。

  • Camille さん

    マリーアントワネットの愛したトリアノンは知っていたが、ここまで植物を愛したというのは初めてだった。あんなにも豪華絢爛な生活を好んでいたのだから、バラのような華やかな花ばかりが好きだったのだろうと思いながら開いたからこそ、いい意味で裏切られた。時代が、生まれてくる家が違ったら、彼女はただ愛くるしい少女のような女性でいられたのかもしれない。

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