レイチェル・ハーツ

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あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか

レイチェル・ハーツ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562047758
ISBN 10 : 4562047755
フォーマット
出版社
発行年月
2012年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p 19cm(B6)

内容詳細

「異国の発酵食品、昆虫食」「死を想起させる現象、病気」「ホラー映画、スプラッター映画」「他人が汚した痕跡」…人はいかに受け入れるのか―五感で思わず拒絶するその正体と、反応の謎。「生理的に受け付けない」メカニズムを解明する。

目次 : 1章 さあ、食べよう/ 2章 嫌悪する瞬間/ 3章 脳における嫌悪感/ 4章 細菌戦争/ 5章 不快なのは他人/ 6章 ホラーショー/ 7章 性欲と嫌悪感/ 8章 法と秩序/ 9章 嫌悪感が教えてくれること

【著者紹介】
レイチェル・ハーツ : 嗅覚心理学における第一人者。カナダ・トロント大学で心理学の博士号を取得、ブリティッシュコロンビア大学、米国・モネル化学感覚研究所を経て、2000年からブラウン大学精神医学の客員准教授

綾部早穂 : 筑波大学で博士(心理学)を取得。高砂香料工業(株)総合研究所勤務、健康科学大学福祉心理学科助教授、Philip Morris USA Inc,Sensory Research Institute,Senior Researcherを経て、2007年より筑波大学人間系心理学域准教授。専門は嗅覚心理学

安納令奈 : 筑波大学国際関係学類卒業後、アメリカン・エキスプレス日本支社や国際NGOなどで広報・ブランディング・マーケティング分野に携わる。2003年からフリー。ビジネスを中心に、ウェブ、出版、エンターテイメントなどの分野の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか。レイチェル・ハーツ先生の著書。誰も感じることのある生理的な嫌悪感が生まれる背景やそのような嫌悪感をコントロールする方法について学べます。好き嫌いの感情や嫌悪感を持つこと、持たれることは人間として自然なこと、そう思うと気が楽になります。

  • 中年サラリーマン さん

    「嫌悪感」で一冊書き上げています。カースマルツゥといううじ虫がくっついたチーズがあるらしい。腐敗過程でくっつきいい味だすらしい。そこから嫌悪感って5感だと臭いだよねと続き、臭いは吐き気へ、さらに吐き気は人に伝染する及び人間の免疫システムを起動させる役割があるということに展開。そして妊婦の吐き気へと着地する。超免疫システム作動じゃん。そのほかにもホラー映画や倒錯した性癖など色々なネタで嫌悪感を語るも後は読んでくださいとしか・・・繊細な人は途中で若干気持ち悪くなること請け合い!それは免疫システム作動だ!

  • あこ さん

    なかなか興味深い本。嫌悪感についてはまだ研究段階にある。嫌悪感を解き明かしていくことで、人間とは何かを理解できるようになる。嫌悪感は脳内の島皮質と関わりがあり、共感もここと関わっている。視覚は圧倒的でぶれることのない嫌悪感を引き起こす恐れがある。準備の対極にある驚きは、その衝撃が大きい程、嫌悪感を著しく増幅させる働きをもっている。嫌悪感は生まれつき備わっているものではなく、幼少時代からの体験の中で学んでいく。そこから、人としての道徳心を身に付けていく。人間は嫌悪感を経験できる唯一の生き物。あー深い、深い。

  • 金平糖 さん

    B+。再読。

  • 色々甚平 さん

    嗅覚心理学者という初耳の専門家による著作。嗅覚以外の部分になると妙に説得力に欠ける気もしてしまう。排泄物や虫などへの嫌悪感は自他であったり自己防衛のためにしている。ホラー映画を見ることとサイコパスの関係性なども書かれていたが…うーん。葬儀屋へのインタビューも載っているが、本の目的が先だった内容を載せているだけにも見えてしまう。これだけで嫌悪感の正体を自分で理解することはできなかった。ただ俯瞰的に見ることはできるかもしれない。

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