バニース・アイゼンシュタイン

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わたしはホロコーストから生まれた

バニース・アイゼンシュタイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784562045082
ISBN 10 : 4562045086
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,211p

内容詳細

アウシュヴィッツ収容所で出会い、結婚した両親のもとに生まれた著者が、生きのびた人々の人生と、2世である自分の人生を重ね合わせ、個性溢れる挿画と共に描き出す、新世代のホロコースト文学。

【著者紹介】
バニース・アイゼンシュタイン : ユダヤ人移民の子として、1949年、カナダ・トロントに生まれる。ヨーク大学で英文学を、イスラエルと英国で美術を学ぶ。カナダに戻ったあと、フリーランスのイラストレーター、編集者、書評家として働く。初の著作である『わたしはホロコーストから生まれた』は、ミヒャエル・エンデ『モモ』ほか、数々の名作を輩出した世界最高峰の児童文学賞であるドイツ児童文学賞の2008年ノンフィクション部門最終ノミネート作品。夫、一男一女とともにトロント在住

山川純子 : 慶應義塾大学文学部卒業。米国アリゾナ大学大学院で美術史(写真史)修士。会社員、美術館学芸員を経て、2000年より翻訳業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どんぐり さん

    アウシュヴィッツを生きのびた両親から生まれた著者が、想像もつかないような喪失を経験した両親の過去とどう向き合い、ホロコースト生還者2世として生きてきたかを著した、2008年のドイツ児童文学賞のノンフィクション部門最終ノミネート作品。著者自身が描いたイラストが随所にあるので、挿画を見ながら楽しむことができる。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    アウシュビッツ収容所で出会い、結婚した両親の元に生まれた女性の自伝です。両親がホロコーストからの生還者だということを除けば、ごく一般的なユダヤ人家庭。夫婦ゲンカもすればギャンブルもする。辛い過去を忘れて新天地カナダで新しい生活を送っているようであっても、心に出来た深い傷が消えるわけではない。彼女は幼いなりにもホロコーストのことを知ることで両親の空白部分を埋め、悲しみを理解しようとしてきました。けれど彼らから語らない限りそれはなかなか難しい。改めてホロコーストがあたえた傷の大きさを実感しました。★★★★

  • ぼんくら さん

    ホロコースト生還者を両親に持った著者は、語られない過去の中で生きてきた。語られないからこそ麻薬のようにホロコーストの記録をもとめてしまう。記録の中に両親の過去をみたくて。激しい父と穏やかな母。その母親は80才のお祝いにわたしの人生の半分は壊れていてとスピーチする。ずっしり胸に響く物語。

  • 来訪者 さん

    お気に入り登録させていただいてる方の感想で興味を持ち、購入した本です。カナダで現在生活をされているという事を知らなければ読むのを途中で躊躇ってしまう様な内容です。当然この時代の事は学生時代「与えられた」教材の内容と自分が「選別」した知識しかありませんので私が多くを語る事はできません。ただ、普通に生きる事がどれだけ幸せなのかを再確認できたのは間違いないです。自殺者3万人越え、待機30%と言われる日本人が読むべき本と言えるのかも。

  • ルナティック さん

    ホロコースト生還者を両親に持つことが、どんな意味があるのか?それを著者独自の言葉で模索する本だと思えた。自分は特別なのか?と問う場面もあるが、それは自分自身がそう思うのか?他者からの視線を受け止めての判断なのか?後半は、著者の両親や祖父母など一族に纏わる物語になるので、読み易くなっている。児童文学の領域らしいが、かなり読み手の想像力を駆使させる思索本のように思えた。ホロコースト関連を知識に持ち読むと、奥深さが増すのではないだろうか?

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バニース・アイゼンシュタイン

ユダヤ人移民の子として、1949年、カナダ・トロントに生まれる。ヨーク大学で英文学を、イスラエルと英国で美術を学ぶ。カナダに戻ったあと、フリーランスのイラストレーター、編集者、書評家として働く。初の著作である『わたしはホロコーストから生まれた』は、ミヒャエル・エンデ『モモ』ほか、数々の名作を輩出した

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