AI時代に生きる数学力の鍛え方 思考力を高める学びとは

芳沢光雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492762554
ISBN 10 : 4492762558
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
追加情報
:
298p;19

内容詳細

数学試験対策で丸暗記をさせている実態を批判し、数学教育をAI時代の人間に必要な「考える力」や創造力を養うものとせよと説く。


【著者紹介】
芳沢光雄 : 1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授。理学博士。専門は数学・数学教育。国家公務員採用1種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本数学会評議員、日本数学教育学会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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多数の事例を用いて暗記式数学のどこが悪い...

投稿日:2021/03/21 (日)

多数の事例を用いて暗記式数学のどこが悪いかを検証できる書籍です。読み進めるうちに数学的、論理的思考とはどんなものか実感することが出来ました。

たこゴロー さん | 新潟県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kentaro さん

    著者が大切に保管しているもののひとつに、じゃんけんデータのノートがある。それには、20年以上前に勤めていた城西大学数学科の4年のゼミ生10人が725人から集めた、のべ1万1567回のじゃんけんデータの記録が残っている。725人の各々が、10〜20回のじゃんけんをして得たものであり、集計結果は次のようになった。のべ1万1567回のじゃんけんデータの内訳は、グーが4054回、チョキが3664回、パーが3849回。したがって、「じゃんけんでは一般にパーを出すのが有利」だと言える。

  • すみけん さん

    数学を暗記科目としてしまう受験数学を戒め、真の数学の力をつけるためには、しっかりとした理解から始めること、当然のことか疎かになっていることで、数学嫌いな生徒、学生を生み出している日本の現状を打開すべく、奮闘されている芳澤先生に敬意を表します。

  • hatman さん

    暗記ではなく数学的に考える力が必要。式を覚えて当てはめるのではなく、論理に考え答えを導く。 ところどころに問題例があり、ワクワクしながら読み進められる。

  • ふなこ さん

    すごくおもしろかった!暗記数学をやめてよく考え、AIと計算力を競うのではなく、思考力を高めましょうという本。暗記数学をしているとつまづきやすいポイントをあげ、どう考えるかを解説してくれる。数学は図形やベクトルだけ好きで、計算が嫌いなため因数分解や微分積分は嫌い。なので数学は自身がなく、どちらかと言うと嫌いだった。小学校のときにこんな風に教えてくれる先生に出会っていたら、私の数学を説明する力が伸び、もっと点数も良かったのではと思う。たまに読み返したい。

  • shimashimaon さん

    小林雅一氏によるとChatGPTなどの元になっている自然言語処理は数学が苦手なのだそうです。そのことの理解が深まったように感じたのですが、難しくて最後の方は流し読みで漸く読了した状態の今、あまり自信がありません。オーディオブックの聴き放題にあったので聴き始めたのですが、全く理解できなかったのでkindleで購入しました。暗記数学では公式を多用するが、公式の証明ができない学生がいることに警鐘を鳴らしています。理路整然と証明ができる(因果律)。オーディオブックでも本書の内容が理解できたら本物かも知れません。

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人物・団体紹介

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芳沢光雄

1953年東京都生まれ。東京理科大学理学部教授、桜美林大学リベラルアーツ学群教授などを歴任し、現在は桜美林大学名誉教授。理学博士。国家公務員採用1種試験専門委員(判断・数的推理分野)、日本数学会評議員、日本数学教育学会理事を歴任。著書に『新体系・大学数学入門の教科書』『新体系・高校数学の教科書』『新

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