水力発電が日本を救う ふくしまチャレンジ編

竹村公太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492762448
ISBN 10 : 4492762442
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
190p;19

内容詳細

真の自立のため人々は立ち上がった!福島からエネルギー革命が始まる!!新規大型ダムを建設しなくても、既存ダムの潜在能力を発揮させれば、水力発電量が2〜3倍に。安定的な再生可能エネルギーを確保し、地元経済を活性化し、100年後の日本に大きな富を残す―夢のプロジェクトが動き出した!「ふくしまモデル」を実現するため国民一人ひとりができることは?

目次 : プロローグ 日本の水力革命は福島から始まる/ 第1章 なぜ福島は水力増強を実践するのか/ 第2章 ダムを増やさずに水力発電を増やす竹村理論とは/ 第3章 竹村理論の実践で浮かんだ問題点/ 第4章 竹村理論を実現するための解決策/ エピローグ 子供たちに幸せな郷土と国を遺すために

【著者紹介】
竹村公太郎 : 1945年生まれ。1970年、東北大学工学部土木工学科修士課程修了。同年、建設省(現国土交通省)入省。以来、主にダム・河川事業を担当し、河川局長などを歴任。2002年、国土交通省退官後、リバーフロント研究所代表理事を経て現在は研究参与。日本水フォーラム代表理事。2017年から福島水力発電促進会議座長も務める。2017年度土木学会賞(功績賞)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あっ!chan さん

    図書館おすすめコーナーで偶然目にした本。ダムを造ってきた私にとって、特に目新しい内容ではなかったけど、よく知っている竹村さんの著書だし、地元の「ふくしま」がどのように関わるか気になって手にしてみました。先日ドイツの原発がすべてなくなったニュースにも触れ、純国産エネルギーの水力発電、改めていろんな障害を乗り越えてその役割を果たして欲しいと思うばかりです。

  • HMax さん

    日本のエネルギー自給率は僅か8%。化石燃料の輸入で大きな国富の流出。再生可能エネルギーを活用することで自給率アップを狙う。余り報道されていませんが、太陽エネルギーを含め、自然エネルギーを使うということは自然破壊に繋がります。太陽電池パネルの下に草は生えない、大きな風車を作ると渡り鳥が被害にあう、地熱発電では温泉枯渇、等々。今回の提案は法律を変え、今あるダムをAIと少しの増強グレードアップすることで、新たな自然破壊もなく、安価に発電量をアップできる。大賛成の一冊。

  • しゅー さん

    ★★★歴史と地形の関係を解き明かしてくれた竹村公太郎さん。その本でも触れられていた水力発電の「竹村理論」についての実践編だ。日本の地形を考えると水力発電は最も有望な再生可能エネルギーである。ダムは環境破壊のイメージがついてしまったが、新しく建設しなくても既存のダムを活用する余地が十分にある。@治水と利水という2つの相反する目的を持つ多目的ダムの運用法を変えて、水を最大限貯められるようにするA古いダムを嵩上げして能力を増やすB現在は発電に使われていないダムを活用する。法律の改正で何とか実現できないものかな。

  • Olly さん

    原著に続き、今回は福島における「チャレンジ」、つまり実プロジェクトの取り組み状況と立ちはだかる困難について具体的な記述が充実していて面白かった。元河川局長である竹村氏が在任中に河川法の改定を行わなかったのはなぜか?と思っていたが、複数官庁との調整が難しく簡単に話を進めることができないとのこと。ダムや河川の水は誰のものか?水力発電を行う権利の取得は容易でないことがわかった。燃料不要で100年程度運用可能な水力発電の更なる発展には期待したいが、飛躍的な改善には法令の改正や経済的な支援が不可欠である。

  • mdoguti さん

    竹村公太郎『水力発電が日本を救う』の実践編と言うべき本書。読み進めるとなぜ書名が「チャレンジ編」なのかがわかってくる。とにかく規制の壁、壁、壁なのである。終わりに近づくにつれて「○○であるべきだ」の連呼になり、執筆陣の苛立ちが眼に見えるようで読んでいてつらくなった。本書の中で「お役人の言い草」が色々出てきたが、それらを見るたびに「これを言うのが私らの仕事なんだよね」と思ってしまう自分がいた。

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