政府債務

森田長太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492733639
ISBN 10 : 4492733639
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
355p;19

内容詳細

そもそもなぜここまで政府債務は膨張したのか。国債市場分析の第一人者(『日経ヴェリタス』エコノミストランキング債券部門2017〜2021年第1位)がダイナミックに解説!

目次 : 序章 過去と未来の結節点/ 第1章 政府が破綻するということ/ 第2章 市場としての政府債務/ 第3章 貨幣としての政府債務/ 第4章 思想としての政府債務/ 第5章 国家機能としての政府債務/ 第6章 日本の政府債務/ 第7章 日本のリスクマネジメント/ 終章 デフレの終わりとともに

【著者紹介】
森田長太郎 : SMBC日興証券チーフ金利ストラテジスト。1988年慶應義塾大学経済学部卒業。日興リサーチセンター、ドイツ証券、バークレイズ証券を経て2013年から現職。主にストラテジストとして、通算30年以上にわたり日本の国債市場に関わる仕事に従事。『日経ヴェリタス』「債券・為替アナリスト エコノミスト人気調査」債券アナリスト部門で2017〜2021年第1位。メディアへの出演や連載も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 羊山羊 さん

    現状の政府の財政政策を政府債務というテーマから解説にチャレンジする。そして、低迷する日本経済の状況を法人税や人口増加率に求めながら議論を展開してゆく。最近話題のMMTの話も出てきて、政府がインフレを操作することは難しい、という観点からMMTをバッサリと否定する。森田氏の立場はどこなのだろうか? 色んな派閥の勉強の必要性を実感させられた。

  • やましん さん

    書店で温泉雑誌を探しに行ったところ、目に付いたので購入。国債市場に長らく勤めている著者が政府債務についてその立場から論述した本。主にMMT(と若干シムズ理論)について新古典主義経済学よりもマクロ経済の分析が妥当であると認めつつも問題点もあることを示そうとしている。 ⑴ MMT等は貨幣の強制通用力を担保する政府の信用が崩壊する「政府リセット」を想定しておらず、理論に曖昧さが残る。

  • 朝ですよね さん

    累増した政府債務はインフレ又は金利上昇を引き起こす。ただし、これがいつどの水準で起こるかは不明。現在の日本は対GDP比で200%程度の債務があるが、戦前の英国は300%の水準まで到達していた。経常収支や資産(特に海外資産)の状況も関係する。債務削減はリスクマネジメントの観点。人間は本来利己的であることからすると、将来世代に負担を残さないという観点は限定的な影響力しかない。債務累増の原因は「社会保障費」と「税収減」がそれぞれ4割ずつ、「危機支出」が残りの2割とまとめられる。大国、小国どちらかを選択できるか。

  • ブック さん

    非常に面白い本であった。主流派経済学の商品貨幣観を否定し、MMTの貨幣観を仕組みとしては肯定しつつも、政府債務には弊害があるとする。国家のリセットの問題、定性的な国家の信用など、理由はいくつかある。また、これからの日本が取るべき道は大国主義を維持し移民を受け入れるか、小国へと変化することを受け入れるかの選択であるとし、今の政治リーダーに必要なのはその課題と真正面から向き合うことだとしている。個人的には貨幣経済には永続性がないと思っている。地球リセットという命題の前には、お金など無用の長物だからだ。

  • やご さん

    天文学的と言っていいような数値に達している日本の政府債務(財政赤字)を、どうとらえるべきか。問題は、危機は、あるのか。あるとしたら、どこにあるのか。そもそも政府債務とは、歴史的に、経済学的に、どのようなものなのか。経済学各派の主張のどれ、あるいは、どこが正しく、または誤っているのか。政府債務について、正面から、しかし扇情的ではない冷静な筆致で論じたものです。(続く) → https://gok.0j0.jp/nissi/1386.htm

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