2040年の新世界 3Dプリンタの衝撃

ホッド・リプソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492581056
ISBN 10 : 4492581057
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

プラットフォームとしての3Dプリンタの衝撃。この機械、人類の敵か、味方か?フリー革命、メイカームーブメントの先に何がある?ビジネスと雇用はどう変わる?ものづくりの常識は一変。限界を超えて広がる可能性を描く。

目次 : なにもかもSFになる/ ほとんどなんでも作れるマシン/ デザインと製造の変革:良い、速い、安い/ 明日の仕事と経済はどう変わる/ 層を積み上げる:機械的な仕組み/ 次世代のデザインソフトを求めて/ 「生体インク」でバイオプリンティング/ 食のデジタル:フードプリンティング/ 教室のなかの工場:新しい学びの扉が開く/ 新たな美:制約からの開放/ グリーンでクリーンなものづくり/ 所有権、安全性、法律のニューフロンティア/ 未来をデザインする発想とツール/ この先に何が起こるか

【著者紹介】
ホッド・リプソン : コーネル大学工学准教授。彼のクリエイティブマシーンズ・ラボは、3Dプリンティング、プロダクトデザイン、人工知能、スマートマテリアルに関する分野横断的研究を先駆的に行っている。自己認識ロボット、自己複製ロボット、バイオプリンティング、フードプリンディングなどに関心を持ち、その研究は『ニューヨーク・タイムズ』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』、『ニューズウィーク』、『タイム』などのメディアから注目を集めている

メルバ・カーマン : テクノロジーに詳しいライター兼ブロガー

斉藤隆央 : 翻訳者。1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業。化学メーカー勤務を経て、現在は翻訳業に専念

田中浩也 : 慶應義塾大学環境情報学部准教授。1975年生まれ。ネットワークと3Dを組み合わせた創造性支援の研究を続ける一方、日本における「ファブラボ」「ファブシティー」の推進者としても知られる。最近の受賞に「日本グッドデザイン賞社会プラットフォーム部門(ファブラボジャパンとして/2012年)」など、著書・受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    飛躍的な進歩を遂げる3Dプリンティングの世界。3Dプリンティングが未来を大きく変える。◆本書の刊行は2014年で、既に5年前の本。日進月歩の技術を語るうえで、このタイムラグはキツイかな。現在、3Dプリンティングの知名度は上がり、既に部品レベルの物はどんどん製作され、これを組み立てた製品も出てきている。技術としては様々な可能性を宿しているが、今、3Dプリティングに欠かせない3Dプリンターが思うように開発されていないらしい。特にコスト面での折り合いがなかなかできないという。プリンターの技術革新に期待したい。

  • izw さん

    3Dプリンタの現状と将来の可能性が多様な視点で示されている。教育やアートでの活用は現実性があるし、複数素材を組み合わせるロボットやマシンのプリンティング(アセンブル)の実現も予想できる。しかし、食のデジタルとしてフードプリンタや、「生体インク」によるバイオプリンティングとなると首をかしげたくなる。自分が過去の常識に囚われて過ぎているのかもしれないが、20年くらいの単位では実現しないと思われる。どうだろうか。

  • Sanchai さん

    なぜ「2040年」と銘打ったのかは読みとれないが、日進月歩の3Dプリンティング技術の可能性を「現時点」で概観しておくにはいい本。バイオプリンティング、フードプリンティングにそれぞれ1章を割き、さらには知的所有権についても取り上げている。僕は3Dプリンティングが温室効果ガス排出削減にプラスの貢献をするものだと信じていたが、本書を読むと必ずしもそうとはいえないという先行研究があることを知り、見方の修正を迫られた。わかりやすい翻訳だが、できれば英語でも理解したいと思い、kindleで原書も買ってみることにした。

  • kazissho さん

    様々な分野での3Dプリンティングの可能性について書かれており興味をそそられる。 法的な問題や環境問題などの起こりうる問題、コストや需要などにも言及しており単に夢ばかりを追う形になっていないところがいい。 フードプリンティングされた食べ物を食べたいとは今はまだ思わないが。

  • 臓物ちゃん さん

    「3Dプリンタで銃出来ちゃった」→警察「じゃあ規制するお!」→「プリンター規制とかバッカスwww」みたいな流れのせいで何となくショボいイメージを与えてしまった3Dプリンタだけど、本当は将来的にメシとか作り出すかもしれないSUGEEEEE代物。「この機械、人類の敵か、味方か?」というマジンガーZみたいな帯宣伝に恥じぬほどの圧倒的可能性を秘めている。銃ではなく、かの技術によって破壊され再創造された未来を読むための一冊。

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ホッド・リプソン

コロンビア大学機械工学教授。創造的機械研究室を主宰し、人工知能や製造プロセスのデジタル化を専門とする。自己複製、内省、質問、創造など、これまでおよそロボットには無理だと思われていた分野のロボットの設計・製作に取り組むかたわら、執筆・講演・メディア出演などを通じてロボット工学の魅力を伝えている

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