CSV経営戦略 本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

名和高司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492533697
ISBN 10 : 4492533699
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
362p;20

内容詳細

CSV(共通価値の創造)とは、戦略論の泰斗マイケル・ポーターが、2011年に提唱した新しい経営モデル。企業は、抜本的な社会課題を解決することで、経済価値を同時に増大できる。これは慈善や非営利の事業ではなく本業としての経営戦略に組み込むことで初めて実現できる。CSVは、従来の戦略論を根本から見直す試みであり、世界的にも大きな影響を与え始めている。本書では、日本企業がCSVをいかに自社の経営戦略に取り込み、飛躍を遂げていくべきか、理論から企業事例、そして、実践に至るまでを具体的に提案するものである。

目次 : 第1章 二一世紀型経営モデルの出現/ 第2章 CSVで世界をリードする欧米企業/ 第3章 新興国発CSVの台頭/ 第4章 日本のCSVフロントランナー/ 第5章 ファーストリテイリングのCSV経営/ 第6章 CSV経営を実践する/ 第7章 CSV2・0への道/ 第8章 J‐CSVが実現するグローバル成長

【著者紹介】
名和高司 : 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1957年生まれ。80年東京大学法学部卒業、三菱商事に入社。90年ハーバード・ビジネススクールにてMBA取得。日本人として2人目のベーカー・スカラーを授与される。その後、約20年間、マッキンゼーのディレクターとして、コンサルティングに従事。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。2010年より現職。14年より日本を代表する約30社の次世代リーダーが参加する「CSVフォーラム」を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 5 よういち さん

    ハーバード・ビジネス・スクールのマイケル・ポーター教授が唱える新しい経営モデル「CSV」を解説◆要は本来の事業とは別個に、社会としての課題に取り組んで成果を出していくこうという概念。◆取り組むべき社会課題を正しく設定、自社の儲けの仕組みに合った経営モデルの取り込み、成長を持続させるために時間軸を戦略に取り入れる。◆単純な成長神話がなくなった現代にこそ必要な戦略なのだろう。 米国の現大統領さんに是非読んでもらいたい内容。(内容が面白いわけではない)

  • Hidetada Harada さん

    面白い本でした。自身の仕事を定義し直して、それを必要とする新しい市場に提供する仕組みを作る。その際、提供する価値や対価としての利益は、自分だけが独占せず広く共有することと理解しました。

  • Mattover さん

    経済的価値と社会的価値の両方を追い求めることが、結果的にその両方を実現することに寄与することを問うた書籍。企業の芯を何に求めるか、と言うことだと思う。CSV経営はビジョナリーカンパニー的思考や競争戦略にも通ずるものだと理解。その考えをどれだけ従業員に正しく伝えられるかがポイントなのだろう。

  • 松子 さん

    CSVへの会社の取り組みが書かれており、少しイメージがつかめた気がします

  • siro さん

    日本企業に対して肯定的な意見に感じた。途中からは経営戦略紹介みたいな感じ。ポーター教授の意見とJ-CSVは相容れないように感じた。CSRに限界があるという点は同意

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名和高司

京都先端科学大学教授、一橋大学ビジネススクール客員教授。東京大学法学部、ハーバード・ビジネススクール卒業(ベーカースカラー授与)。三菱商事を経て、マッキンゼーで約20年間勤務。同社のディレクターとして、自動車・製造業プラクティスのアジア地区ヘッド、デジタル分野の日本支社ヘッドなどを歴任。2010年一

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