基本情報
内容詳細
現場の暗黒時代は終わるだろう。今は夜明け前なのだ。浅慮な悲観論、安易な擁護論を排し、ものづくり現場を知り尽くした論客が徹底分析。
目次 : 第1部 ものづくり現場力の歴史的起源(戦後70年の歴史から考える日本のものづくり―2030年への展望/ 高業績職場と人材の真の力/ 鐘紡・武藤山治の工程遡り調査―前工程重視の工程間の「流れ」思想)/ 第2部 グローバル競争への対応(日本企業の海外生産を支える産業財輸出と深層の現地化/ 東アジアに広がる中小企業とものづくりの仕組み)/ 第3部 複雑化への対応(日本企業の価値づくりにおける複雑性の陥穽/ 人工物の複雑化と製品アーキテクチャ)/ 第4部 政府と金融機関のあり方(市場の自然淘汰は機能しているか―1990年代の日本経済からの教訓/ 環境、エネルギー、産業競争力の両立を考える―ミクロの視点の重要性)
【著者紹介】
藤本隆宏 : 東京大学大学院経済学研究科教授。1955年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。ハーバード大学ビジネススクール博士課程修了(D.B.A.)。三菱総合研究所などを経て現職
新宅純二郎 : 東京大学大学院経済学研究科教授。1958年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。学習院大学経済学部助教授、東京大学大学院経済学研究科准教授を経て現職
青島矢一 : 一橋大学イノベーション研究センター教授。1965年静岡県生まれ。87年一橋大学商学部卒業。89年同大学大学院商学研究科修士課程修了。96年マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、一橋大学産業経営研究所専任講師、一橋大学イノベーション研究センター准教授等を経て、2012年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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