中東・エネルギー・地政学 全体知への体験的接近

寺島実郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492444313
ISBN 10 : 4492444319
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
303p;20

内容詳細

イスラム、ユダヤ、グローバル・ジハード、原子力…すべてがつながる!中東を正視した35年間の行動と思索のマイルストーン。

目次 : 第1章 中東との出会い―IJPCプロジェクトの衝撃/ 第2章 ユダヤとは何か―イスラエル体験での学び/ 第3章 イスラムとは何か―中東体験の総括/ 第4章 アメリカでの一〇年―思考のパラダイム転換/ 第5章 9・11、イラク戦争、日本外交―時代の発言者として/ 第6章 今、中東・エネルギーをどう観るか―全体知の視点から

【著者紹介】
寺島実郎 : 1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長。国土交通省・社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会長、同省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、農林水産省・「食と農の景勝地」検討委員会委員長等兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • templecity さん

    炭鉱会社の父を見てグローバルの活躍を目指して三井物産に入社した著者。炭鉱は大陸からの引揚者の労働力を九州するにタイミングが良かったが、1961年をピークに斜陽化していく。そのため炭鉱町では気弁当を持参できない生徒もいた。物産入社後、イランの石油コンビナート事業に携わるがイランイラク戦争により撤退。その後、ニューヨーク、ワシントン駐在と海外生活が続く。中東では生活の安全と宗教を強く意識する。宗教が完全に生活の中に入り込んでいる。それを理解しないことには生きていけない。(続きあり)

  • おせきはん さん

    著者の経験をもとに、主に中東情勢を歴史的背景から解説しています。中東、米国、欧州から世界、そして日本を見ることにより、世界の動きをより深く、正確に把握していく様子を追体験できました。私の立場では現地での定点観測は難しいものの、少なくとも欧米から発信される情報にも積極的に触れるようにします。

  • Lila Eule さん

    著者と日本の半生記。日本に検証報道が欠けてるそうで、新聞、メディアではよくわからない事が、本書ではよくわかる。イスラムの動機、その道理、アメリカの動機、その野心、欧州の大罪、その狡猾がとてもよくわかる。腑に落ちた。日本の立場は独特で他国にない稀有な位置をとれると。宗教争いに安易に与せず、巻き込まれず、日本の和解の文明を賢く覚悟して示せと。夢見る乙女のシュプレヒコールなど誰にも相手にされぬと。技術を磨き、あらゆる方向を見据え、意見対立しても親交しつづけられる度胸と知性を磨けと。正しい指針に読後感はすっきり。

  • エドバーグ さん

    情報を得るために、歩かざるを得なかった時代の話だと思いました。今やネットでほぼ取得できるが、あまりに膨大なため 特に翻訳、分析 考察が本当に大変。しかし、多分AIでやれそう。

  • ひかりパパ さん

    著者はエネルギー問題を軸とした中東、アメリカでの体験に根ざした独自の視点から日本の外交や企業戦略に積極的に提言している。ユダヤ、イスラムへの造詣も深く非常に説得力を持つ。著者は「中東とアメリカとアジアを観ながら、その三角形のなかで日本の位置と相関させながらモノを考える」ことができる。地球儀を手にした視界から世界戦略を考える必要性を説いている。

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