リスクと流動性 金融安定性の新しい経済学

Hyun Song Shin

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492444122
ISBN 10 : 4492444122
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;22

内容詳細

金融危機発生のメカニズムと新しい金融規制の理論的背景を解説。日本語版向けの新章と清滝信宏教授(プリンストン大学)の解説も収録。

目次 : 第1章 金融リスクの性質/ 第2章 バリュー・アット・リスクと資本/ 第3章 バリュー・アット・リスクが引き起こすブームとその崩壊/ 第4章 ダイナミック・ヘッジング/ 第5章 アセット・ライアビリティ・マネジメント/ 第6章 金融システム/ 第7章 貸出ブーム/ 第8章 ノーザン・ロックの事例/ 第9章 証券化と金融システム/ 第10章 未来に向けた新たな出発/ 第11章 グローバル流動性の第二局面と新興国経済への影響

【著者紹介】
ヒュン・ソン・シン : 2014年5月より国際機関である国際決済銀行(BIS、Bank for International settlements)の経済顧問兼調査研究責任者(Economic Adviser and Head of Research)。前職はプリンストン大学教授(Hughes‐Rogers Professor of Economics)。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(Professor of Finance)、オックスフォード大学講師(University Lecturer)等を歴任

大橋和彦 : 一橋大学大学院国際企業戦略研究科(ICS)教授。1986年、一橋大学経済学部卒業。1988年、同大学経済学修士を取得。1993年、MITスローン経営大学院博士課程修了、Ph.D.(経営学(ファイナンス))を取得。マギル大学、スタンフォード大学およびシカゴ大学ビジネススクール客員研究員、筑波大学社会工学系講師、一橋大学商学部助教授等を経て、1999年よりICS助教授、2007年より現職。著書に『証券化の知識』(日本経済新聞出版社)等。日本ファイナンス学会会長(2008〜10年、2014年〜)

服部正純 : 国際決済銀行シニア・エコノミスト。1991年、一橋大学経済学部卒業。1997年、オックスフォード大学にてM.Phil.(経済学)を取得。1999年、同大学にてD.Phil.(同)を取得。日本銀行にて金融市場局、国際局、金融機構局、金融研究所等に勤務後、2012年より国際決済銀行に勤務(日本銀行からの出向)。この間ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて客員研究員(2003〜05年)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • disktnk さん

    自己資本規制やダイナミックヘッジングが、リスクの根本対策になっていないことを、実際の金融危機と参照しながら説明している。リスク許容度とVaRを組み合わせたバランスシート増減の説明や、満期の異なる証券と取付の関係の説明などが面白かった。処方箋として、流動性規制やフォワードルッキングな資本規制、カバードボンドなどが提示されているが、いずれも金融活動の定義を再考するものであり、現代市場原理の限界を感じる。 まさに今、債券市場が混乱しており、非常に示唆に富んだ内容だと感じた。

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