ニーアル・ファーガソン

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スクエア・アンド・タワー 下 権力と革命500年の興亡史

ニーアル・ファーガソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492371275
ISBN 10 : 4492371273
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
500p;20

内容詳細

階層制なきネットワークはその脆弱性ゆえに自壊する。テクノロジーによってネットワークが優位に立つ現代社会の危うさを鋭くえぐる!


【著者紹介】
ニーアル・ファーガソン : スタンフォード大学フーヴァー研究所の上級フェローであり、ハーヴァード大学ヨーロッパ研究センターの上級フェロー。北京の精華大学における客員教授やワシントンDCにあるニッツェ高等国際関係大学院のディラー=フォン・ファステンバーグ・ファミリー財団卓越研究員も務める

柴田裕之撮影 : 翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぐうぐう さん

    タイトルは直訳すれば『広場と塔』となり、言うまでもなく「広場」はネットワークを、「塔」は階層制を意味している。一見、広場よりも塔は目立つ。わかりやすい。ゆえに歴史を振り返り理解しようとする時、人は塔(階層制)からの視点に立ちがちだ。著者曰く「そのような手落ちの罪を贖う試み」として、ネットワークという視点に立ち、歴史を改めて見直したのが本書だ。下巻では、20世紀の歴史が描かれている。第二次大戦までは有効だった階層制が、冷戦を経て、社会が複雑化していく中でネットワークの存在が徐々に大きくなっていく。(つづく)

  • よしたけ さん

    分散型ネットワークと階層制の緊張関係を人類の歴史を振り返り考察。権力行使が容易であるため、歴史の大半は階層性。日本は天皇・武士が支配し、欧州では絶対王政が標準的だった。他方、大航海時代や宗教改革では階層性に対してネットワークによる破壊的な挑戦が行われた。活版印刷を背景にしたプロテスタントの布教活動がよい例だ。1970年代以降はネットワークが席巻。変革を促進する一方、偽悪情報が拡散されやすいのが弱点で、米大統領選が悪い例。ネットワークを無条件に信頼せず、階層性にある程度の正当性を与えて秩序を維持すべきと説く

  • Shin さん

    上巻で定義したメタファーである「スクエア=広場=ネットワーク的なもの」と「タワー=塔=階層を成す権力」との対比を用いて、20世紀以降の歴史的できごとを読み解く下巻。このような見方がこれまで足りなかったと著者も吐露している通り、史観としては(読む側にとっても)不慣れな面があり、主題を念頭に置きながら個々の詳細な事例を追いかけるのは正直骨が折れる。が、最終第3部の「GAFA vs 政府」のあたりは『ホモ・デウス』等でも指摘される「今後誰が誰を統治するのか」という難題を明確に定義していて一読の価値がある。

  • 羊山羊 さん

    ネットワーク論×歴史絵巻の大著。20世紀の戦争とインターネット、SNSを中心にネットワーク=スクエアと階層性=タワーの対立を描く。コロナウイルスが世界のネットワークを利用して世界を破壊しつくしている現在、これほど読む価値のある本もない。ネットワーク性はその力を発揮し続けているが、今回のウイルスはネットワーク性が階層性にとってかわられる予兆なのではないかと思ってしまう。とても分厚いがおすすめの上下巻。

  • katsun9669 さん

    縦の構造である階層性と横に広がるネットワークとの対比を軸にしようとしているのだが、思いつき先行で説得力がない。駄作です。耐えられない。

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