ジェリー・ミュラー

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資本主義の思想史 市場をめぐる近代ヨーロッパ300年の知の系譜

ジェリー・ミュラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492371176
ISBN 10 : 4492371176
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
601p;22

内容詳細

貨幣経済、分業、教養、知識人、ユダヤ人、自由主義、共産主義、ファシズム、共同体、イノベーション、新自由主義…人々は市場とどう向き合ってきたのか?資本主義の勃興期、1700年代から今日に至る300年にわたる膨大な知の歩みを時代背景と当時の最良の言説とともに描き出す。

目次 : 歴史的背景―権利、正義、徳/ ヴォルテール―「高貴な出自の商人」/ アダム・スミス―道徳哲学と経済学/ ユストゥス・メーザー―文化の破壊者としての市場/ エドマンド・バーク―商業、保守主義、知識人/ ヘーゲル―選択するに値する人生/ カール・マルクス―ユダヤ人高利貸しから普遍的搾取に至るまで/ マシュー・アーノルド―俗物にビジネスというドラッグを断たせる/ ウェーバー、ジンメル、ゾンバルト―共同体、個人、合理性/ ルカーチとフライヤー―共同体の探求から、全体性の誘惑に至るまで/ シュンペーター―技術革新と怨恨/ ケインズからマルクーゼへ―豊かさとそれに対する不満/ フリードリヒ・ハイエク―早過ぎた自由主義者

【著者紹介】
ジェリー・Z・ミュラー : アメリカ・カトリック大学歴史学部教授。1977年ブランダイス大学卒業、1984年コロンビア大学にてPh.D.取得。1996年より現職。専門は近代ヨーロッパの知性史、資本主義の歴史

池田幸弘 : 慶應義塾大学経済学部教授。1959年東京都生まれ。82年慶應義塾大学経済学部卒業、89年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。94年ホーエンハイム大学経済・社会科学部にて経済学博士号(Dr.oec.)取得。2004年より現職、17年10月より同学部長。専門は、経済学史・経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ルヴナン さん

    力作。欧州の知性は如何に市場へ立ち向かったか。市場だ、市場、副次的に資本と貨幣は出るがそこまでだ。ヴォルテールから始まるあたり、著者は市場原理を倫理の問題と捉えている。マルクスは理解が浅いばかりか全く間違えている。ハイエクで締めると市場主義バンザイな印象が残る。金融と失業は皆無。でも読んで。

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