障害を問い直す

松井彰彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492314128
ISBN 10 : 4492314121
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,400,13p

内容詳細

経済学と障害学の対話から何が生まれるのか。障害問題を社会・経済的側面から読み解く、新しい研究分野を拓くことを目的に作られた、「障害と経済の研究」プロジェクトによる研究成果の第1弾。

【著者紹介】
松井彰彦 : 東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学経済学部卒業。ノースウェスタン大学M.E.D.S.にてPh.D.(Managerial economics and decision sciences)取得。ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授を経て現職。主な研究分野は理論経済学、ゲーム理論、障害と経済の理論。著書に『慣習と規範の経済学』(東洋経済新報社、2002年、第46回日経・経済図書文化賞受賞)など。エコノメトリック・ソサエティ、フェロー(終身特別会員)、理事

川島聡 : 東京大学大学院経済学研究科特任研究員。新潟大学大学院現代社会文化研究科修了。博士(法学)。内閣府障がい者制度改革推進会議・差別禁止部会構成員。ハーバード・ロースクール客員研究員。主な研究分野は国際人権法、ディスアビリティ法

長瀬修 : 東京大学大学院経済学研究科特任准教授。上智大学外国語学部卒業。Institute of Social Studies(オランダ)にて修士号取得。青年海外協力隊(ケニア)、八代英太参議院議員秘書、国連職員(オーストリア、米国)、東京大学先端科学技術研究センター特任助教授等を経て現職。インクルージョン・インターナショナル(国際育成会連盟)理事、内閣府障がい者制度改革推進会議構成員。主な研究分野は障害学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りやうくわん さん

    長らく「障害」は機能障害として捉えられてきたが、「障害」とは機能障害と社会の相互作用で生じる障壁であるとする社会モデルの誕生によって「障害」の概念が変化したことが、具体的な事例と共に各論者によってまず論じられる。後半では、そもそも「障害」とはなにか、社会はどういうことが「できない」のか論じられる。障害等級の線引きの困難さをアローの定理やドウォーキンの議論に引きつけて論じた10章、「障害」「障害者」を定義することの問題をフレーム問題や再帰性の問題として論じた11章が全体の緊張感を高めている。

  • 晧 さん

    興味がない人に読んで欲しい感じがした。結構わかりやすく書かれているので引用元を知らなくても深く読み込むのでなければ読み進められる。引用元が気になる。

  • 梁 さん

    難しかったので、後にもう一度読み返そうと思う。

  • Shingo Hino さん

    障害学という学問と、障害についての諸知識、周辺問題や社会モデルによる定義など勉強になる事が多かった後半〜難しくなり苦労した。福島先生の言葉もみにしみた。

  • sutekibito さん

    学ぶことがあったが、後半読むのに苦労した。

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人物・団体紹介

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松井彰彦

1962年東京都に生まれる。2002年東京大学大学院経済学研究科教授。日本経済学会会長、東京大学経済学研究科副研究科長在任中に心サルコイドーシスにより入院、障害者手帳を取得。日経・経済図書文化賞(『慣習と規範の経済学』に対して)、日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞、日本経済学会中原賞受賞。エコノ

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