ロバート・B・ライシュ

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勝者の代償 ニューエコノミーの深淵と未来

ロバート・B・ライシュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492222232
ISBN 10 : 4492222235
フォーマット
発行年月
2002年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
清家篤 ,  
追加情報
:
20cm,451p

内容詳細

いくら働いてもいつ敗者になるかわからない。競争の果てにたどりつく地に、私たちが望む“新しい生活”は本当にあるのか。クリントン政権時の労働長官が描く、コミュニティ、家族、個人の未来。

【著者紹介】
ロバート・B・ライシュ : 1946年、ペンシルバニア州に生まれる。ダートマス大学卒業後、オックスフォード大学文学修士、イエール大学法学博士を取得。ハーバード大学教授などを経て、ブランダイス大学教授(マサチューセッツ州知事選挙出馬準備中のために、現在は休職中)。カーター政権期に連邦取引委員会の政策スタッフを務め、第1期クリントン政権時代には労働長官を務めるなど、ポリシー・メーカーとしての経験も豊富。また、『ニューヨーカー』や『ポスト』、『ニューヨーク・タイムズ』、『ワシントン・ポスト』、『ウォール・ストリート・ジャーナル』などへも寄稿している

清家篤 : 慶応義塾大学商学部教授、博士(商学)。専攻は労働経済学。1978年、慶応義塾大学経済学部卒業後、同大学大学院商学研究科博士課程修了。同大学商学部助手、助教授を経て、1992年より現職。この間、カリフォルニア大学訪問研究員、米国ランド研究所研究員、日本労働研究機構特別研究員、経済企画庁経済研究所客員主任研究官等を歴任。現在、年齢にかかわりなく働ける社会にする有識者会議委員(厚生労働省)、社会保障審議会委員(厚生労働省)、総合規制改革会議委員(内閣府)、未来生活懇談会座長(内閣府)などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • えちぜんや よーた さん

    「労働長官がこんなん書いてええんか?」というぐらい辛辣な内容です。新興経済の及ぼす影響として、私は、「企業」、「雇用」、「教育」にしぼって読みましたが、どれもこれも苦い。他に「家族」、「政治」などもテーマとして取り上げられていましたが、多分同じでしょう。その厳しい選択をするためには「道徳」が必要だとか。アダム・スミスの「道徳感情論」が読みたくなりました。あと最後の方にベーシックインカムの応用的な制度の「収入保険基金制度」というものが説明されてました。

  • 人生ゴルディアス さん

    貧富の差が拡大し、コミュニティが崩壊し、労働時間が長く激烈になり、金持ちになるほどもっと働く傾向にある、ということの大本の原因を、購買者の選択の自由や範囲が広まったためである、として解釈している。しかもその自由とは、技術革新が連続的に起こる世界になったために必然的にもたらされた、とする。うーむ。十五年くらい前の本が全く色あせて見えないので、おそらく本質を突いているのだろう。当時、この案は対立する様々な案のために受け入れられなかったかもしれないが、今なら多くの人が納得するのではないだろうか。すごい本だ。

  • こうじ さん

    原書は2000年、訳書は2002年のちょっと古い本。著者がいう「消費者至上主義時代」が始まったUSについて、消費者にとっては選択肢が多種多様になり、金で買えるものがどんどん増えているニューエコノミーは、供給者に過酷な競争を強いていると。実際は消費者も供給者もコインの裏表で、結局人々の生活を大変にしている、と。この道を日本は追いかけたのかな?

  • kumazusa さん

    2002年のアメリカの未来予測の本だった。働いている人には二面性がある、生産する立場と消費する立場である。ニューエコノミーにおいて、消費者として、消費の自由度と株価等の急速な向上を求める、つまり消費先を簡単変えられる以上、生産者としてはますます不安定になる。そのときの収入は不安定かつ一部の変人らの創造力に依存するので、就業時間は長くなり、格差が広がっていく。格差は賃金だけでなく、コミュニティにも生じ、ますます格差は広がっていくだろうと筆者は予測していた。これから近代工業化時の状況が繰り返されるのだろうか?

  • キミ兄 さん

    ニューエコノミーにおける格差の拡大、生活の満足感の商品化。☆☆☆☆。

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ロバート・B・ライシュ

1946年、ペンシルバニア州に生まれる。ハーバード大学教授、ブランダイス大学教授などを経て、現在、カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院教授。ビル・クリントン政権での労働長官をはじめ3つの政権に仕えたほか、オバマ大統領のアドバイザーも務めた。雑誌『アメリカン・プロスペクト』の共同創立編集人であ

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