丹羽宇一郎 戦争の大問題 それでも戦争を選ぶのか。

丹羽宇一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492212349
ISBN 10 : 4492212345
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;19

内容詳細

戦争をなくすために大事なことはまず戦争を知ることである。日本人は72年間戦争をせずにきたが、同時に長い間戦争を知ろうとせずに過ごしてきた。あと10年もすれば戦争を知っている世代はいなくなるだろう。我々は戦争の語り部を失ってしまうのだ。いまが最後のチャンスである。―戦争体験者、軍事専門家に聞いてわかった、教科書では学べない真実!元中国大使、国際ビジネスマンが魂を込めた最初で最後の戦争論。

目次 : 序章 それでも戦争を選ぶのか/ 第1章 戦場の真実/ 第2章 戦争勃発の真実―なぜ戦争は起きるのか/ 第3章 日本を取り巻く脅威の真実/ 第4章 安全保障と防衛力の真相/ 第5章 日本は特別な国であれ

【著者紹介】
丹羽宇一郎 : 1939年、愛知県生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1998年、社長に就任。1999年、約4000億円の不良資産を一括処理し、翌年度の決算で同社史上最高益(当時)を記録。2004年、会長に就任。内閣府経済財政諮問会議議員、内閣府地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任し、2010年、民間出身では初の中国大使に就任。現在、公益社団法人日本中国友好協会会長、早稲田大学特命教授、福井県立大学客員教授、伊藤忠商事名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • サトシ@朝練ファイト さん

    なるほど、総合商社のトップが「先の大戦」を書くとこんな感じになるんだ。人脈、見識とも敬服したい。本文には出てこないが、機会があれば平岩外四の従軍記も読みたい。

  • 金吾 さん

    元中国大使なので新たな視点から物事を見れるという期待値が高すぎました。至極真っ当ですが、普通の視点かなと感じました。もう少し中国の分析をして欲しいと思いました。

  • やま さん

    「敗者の歴史から学ぶ必要がある。現代史を学ぶこと。 ・戦争は国民を犠牲にする。 ・戦争で得する人はいない。 ・結局みんな損をする。 ・特に弱い立場の人ほど犠牲になる。 ・日本は二度と戦争をしてはいけない。」 2章の戦争に行った人たちの話は強烈で、途中で読むのがつらくなるような内容だった。「人は間違うのだ、それが人間である。人の心はもろく弱い」。そして、この本も、ぜひとも若い人に読んでもらいたい。でも、手に取る機会があるだろうか。目に触れるといいのだが。。。

  • mj さん

    民主党政権時に中国大使に任命されたくらいの方だからと、覚悟して読んだ。が、それにしてもスゴイ。ある意味で、2019年ベストテンに入るかもしれない読書体験だ。考えようによっては読んで良かった。数行しか書いていないが、著者と田岡俊次何某とかいうしぶとくもまだご存命の軍事自称ジャーナリストの拉致問題に対するスタンスには屁が出た。違う、驚きの声が出た。本という、半永久的に残る媒体にこのような内容を書かれるとは、本当にスゴイ。既に提起され主流になりつつある反論に全く再反論せず、

  • Mc6ρ助 さん

    『・・欧米の記者・・日本は、本当は先の大戦を反省しておらず、チャンスがあれば再びアジアの覇権国家を目指すのではないかと彼らは見ているのだ。日本のメディアの反中、嫌韓報道を見ていれば外国記者がそう思うのも無理からぬことだ。日本社会は戦前回帰していると見ているのは、何も外国メディアだけではない。「・・現代の日本社会の様子は戦前の日本に似ている。自国を賛美する歴史修正主義的な風潮は非常に危険だ」・・戦争体験者で、いまの日本社会が戦前に似ているという人は多い。(p143)』自分だけの疑問ではないことを知る。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品