帝国としての中国 覇権の論理と現実

中西輝政

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492212103
ISBN 10 : 4492212108
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
追加情報
:
331p;19

内容詳細

東アジア文明史の広大な視野から解き明かす中国膨張の論理。日中冷戦の本質は「文明の衝突」問題である!

目次 : 中国とアングロ・サクソンとの対峙―香港返還以後のせめぎ合い/ 「外に対する中」こそ「中国」の本質/ 中華秩序の膨張論理/ 「中華」と「周辺」との距離感覚/ 「アジア的粉飾」としての中華秩序/ 「アジア的本質」を映す中越関係/ 中越のアジア的平和の構造/ 極東のコックピット―中朝関係の歴史構造/ 北東アジアの「歴史的モザイク構造」/ 中朝「唇歯の関係」の本質/ 中華文明に対抗する「北方の壁」/ 中国は「西欧の衝撃」を超えられるか/ 現代中国が抱える「大いなる歴史の宿題」/ 二一世紀の中国と世界、そして日本

【著者紹介】
中西輝政 : 1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学大学院教授を経て、京都大学名誉教授。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山本七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(2001年、2005年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • バルジ さん

    中国の対外関係を長いタイムスパンで先行研究を引用しながら縦横無尽に語り尽くす。本書は「実証的」かと問われれば、頷くことは出来ない。しかし著者の表現を借りると「文明史的な構造」から描く対外関係史は実証研究とまた違った魅力がある。個人的に本書の一番の見どころは中国とベトナム・朝鮮との関係を論じた部分である。華夷秩序の中での微妙な差異を描き両国のその後の歴史的展開を予感させる記述は示唆に富む。広い視野から歴史を基に未来を思考する、そうした訓練にも本書は役立つ。

  • ykoro さん

    期待して購入したが、著者の一般人向け著作に比べて、非常に理解しにくい。歴史に関する基礎知識が必要。しかし、それを差し引いても、全体的に表現が、如何にもにほんの論文ぽく、つまり、メッセージがなく、冗長で、徒然なるままに書かれており、失望した。

  • はろはろは さん

    周辺国との歴史的経緯から国の本質を説く。良い

  • まっちゃん2 さん

    文体が固くて読みにくいのに閉口しながらも、3000年にわたる中華帝国の歴史の積み重ねによる特質を知ることができた。書かれたのが2004年ということで10年以上が経過。一部加筆したということですが、新たに別な本を書き下ろしたほうが良かったのではないでしょうか?

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中西輝政

1947年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授、京都大学教授を歴任。石橋湛山賞(1990年)、毎日出版文化賞・山本七平賞(1997年)、正論大賞(2002年)、文藝春秋読者賞(1999

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