本当にあった15の心あたたまる物語

キャサリン バーンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492046098
ISBN 10 : 4492046097
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
264p;19

内容詳細

マザー・テレサの命を救った新米医師、ネジ1個に翻弄される宇宙飛行士、自分の出自に悩むノーベル賞遺伝学者、訳ありの家で在宅介護をすることになった医療助手、死期の迫る妻をハーレーに乗せて疾走するコメディアン…ニューヨークを拠点にしたトークイベント「ザ・モス」で語られた実話。著名人から市井の人まで多種多様な語り手が、自らの体験を短い物語にまとめて、聴衆を前にして舞台で語る、自分の弱さ、過ち、知られたくないこと…人生の分岐点になった15の物語。

目次 : ミッション・トゥ・インディア(ジョージ・ロンバルディ)/ タジクのソナタ(アノイド・ラティポヴナ・ラクマトラエヴァ)/ エレベーターER(ジョン・レヴィン)/ 地球の景色(マイケル・マッシミーノ)/ エンジェル(ダリル・DMC・マクダニエルズ)/ シャーマン将軍が燃やさなかった家(ジョージ・ドーズ・グリーン)/ 危険な家系図(ポール・ナース)/ 不思議な暗号(シンシア・リッグス)/ 私立探偵ジマーソン(トリスタン・ジマーソン)/ 発展途上(エイミー・マリンズ)/ 終わらなかった過去(ケンプ・パワーズ)/ 終末期介護(ステファニー・サマーヴィル)/ 完璧な瞬間(ブライアン・フィンケルスタイン)/ 上から見る花火(フェイ・レーン)/ ラスト・ライド(マイク・デステファノ)

【著者紹介】
キャサリン バーンズ : 「ザ・モス」芸術監督

岡本千晶 : 成蹊大学文学部英米文学科卒業。翻訳家。吹替を中心に映像翻訳にも従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • R さん

    非常に面白い読み物でした。自分の体験を短い小話として披露するザ・モスというエンターテイメントを文章化したもので、様々な人が自分の身の上話めいたことをするのだけども、自分が救われた話、悩んでいる話、自分を語る話と、どれも面白いのだけども気付くと生きることについて考えさせられる内容ばかりに行き着いて、説教臭くもないのにじんと心に響くようで楽しい。自分が思ったことを他人に伝える、その感動の様を表現するということの面白さ、それを聞く楽しさがよくわかる一冊でした。

  • くさてる さん

    著名人から市井の人までが自分が体験した実話を15分ほどの物語にまとめて語るトークイベントの書籍化。これ、題名で損している気がする。たしかに心あたたまるといってもいい話もあるけれど、そう言われてイメージするようなハートウォーミングさよりも、ずっと深く、突き刺さるようなシリアスな話という印象を受けました。それくらいどの話も切実で、明るく、真剣で、現実とはこういうものだと思わされる。原著は50の話が収録されていたそうなので、出来れば全部読みたかった。おすすめです。

  • ココマ さん

    本来は舞台上で披露される、人の経験談を集めた本。とても苦しい経験を語る時、人はなぜか冗談ぽく自嘲しながらでなければ他者に伝えられない時もある。この本に出てくる幾つかの絶体絶命を経験した人の話は、そのような雰囲気を持っている。しかし中には少年時代に、誤って友人を射殺してしまった苦悩と共に生きているとか、出口のない話も登場する。聞く(読む)側にも人知れず深い苦はあるし、その互いの人生の苦悩にただ精一杯、百の励ましの言葉よりも無言で共感したり、ただ傍らにいるしかない時間も必要であろうという事を本書で改めて感じた

  • Happy Dragon 🐉 さん

    (^_^)v The MOTHについて知らなかった。ニューヨークを拠点にしたトークイベント。著名人ばかりではなく、一般の方も聴衆の前で自分自身の物語について語る。 「作品を読む前と読んだ後では、世界が違って見える。それが優れた物語である。」成功やハッピーエンドの話ばかりではない、「過ち」もある。誰もが事実から目を背くのでなく自分自身を見つめている。その事実から自分自身にどう気付くのか。読了後、人生は、数奇であり、奇跡であり、運命であり、必然であり、物語である。事実は小説よりも奇なり。 ありがとう! 感謝!

  • さぼてん さん

    読みやすく、どんどん読み進めてしまいました。当たり前のことですが、それぞれの人にそれぞれの物語、歴史があり、そのほとんどが失敗談ですが、それを自分の言葉で語ってくれます。「ザ・モス」では、語り手は自分の失敗談を語ることで人生を語り、観客はそれを自分のことのように聴き入る。と、あとがきにありました。本ではなく、本物のザ・モスをみたくなりました。

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