マイケル・ポーラン

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雑食動物のジレンマ ある4つの食事の自然史 上

マイケル・ポーラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784492043523
ISBN 10 : 4492043527
フォーマット
発行年月
2009年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,302p

内容詳細

健康にも環境にも悪いものでさえ食べてしまう雑食動物の人間は何を食べるべきなのか。その答えを求めて、ファストフード、オーガニックフード、スローフードの食物連鎖を追う旅が始まる…。全米ベストセラー。

【著者紹介】
マイケル・ポーラン : ジャーナリスト、食や農、ガーデニングなど人間と自然界が交わる世界を書き続け、ジェームス・ビアード賞、ジョン・ボローズ賞、QPBニュー・ビジョン賞、ロイター&国際自然保護連合環境ジャーナリズム・グローバル賞、全米人道協会ジェネシス賞など数々の賞を受賞。また、カリフォルニア大学バークレー校大学院でジャーナリズムの教鞭をとるとともに、食や農を中心に講演活動を行っている。妻で画家のジュディス・ベルザーと息子アイザックとバークレー在住

ラッセル秀子 : 翻訳家。聖心女子大学卒。米国モントレー国際大学院修士課程修了。フリーランス通訳を経て、翻訳業にたずさわる。また、ビジネス、医療、教育、観光、スポーツなど幅広い分野で実務翻訳を行うとともに、米国モントレー国際大学院の非常勤講師として英日翻訳を指導している。アメリカ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • トムトム さん

    工業的な畜産。アメリカは最初は大自然から搾取して、自然がなくなったら黒人さんから搾取して、黒人さんダメになったら動物から搾取して…次はどこから搾取?南米やアジアかな?映画ハンニバルに出ていたお金持ちな悪役も、畜産な人だったなぁ

  • kubottar さん

    現代人の体はトウモロコシで出来ているといっても過言ではない。しかしそれは、人間がトウモロコシを管理・大量消費するようになったのではなく、逆にトウモロコシ自身が繁殖するために人間を選び、利用したとも言える。

  • isao_key さん

    雑食動物である人間が、何を食べるべきか。自然界の食物連鎖を調べたアメリカにおける食のレポート。工場、オーガニック、狩猟採集という3つの食物連鎖を取り上げる。トウモロコシを食べて育った牛というと、いいイメージを描く。肉にはよい具合に霜降りが入り、アメリカの消費者が好むような味と舌触りになる。だがトウモロコシを食べて育った牛の肉は、牧草を食べて育った牛と比べて飽和脂肪が多く、オメガ3脂肪酸が少なく人間の健康に良くない。豚についても大規模経営で10日間で母乳から離され、土もわらも太陽も知らない豚を食べている。

  • GASHOW さん

    トウモロコシは、もともとは雑草だったという。その生命力を活かして穀物に人類がしたという話を思い出した。アメリカ人は、もし考古学者に分析されたら「人類は、分子レベルではトウモロコシでできている」かもしれない。すごい話だ。

  • vannie さん

    オーガニックだとかエコだとか,なんとなくブームに乗っかって,健康な生活を送っている気になりがちですが,多くが気休めでしかないのだと気づかされました。もう一度複雑な生態系を築くことは無理なのか?「いのちの食べ方」の情景が読みながら何度もよみがえってきました。重みのある一冊。ぜひ多くの人に手にとって読んでもらいたい。

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マイケル・ポーラン

作家、ジャーナリスト、活動家。ハーヴァード大学英語学部でライティング、カリフォルニア大学バークレー校大学院でジャーナリズムを教える。人類学、哲学、文化論、医学、自然誌など多角的な視点を取り入れ、みずからの体験を盛り込みながら植物、食、自然について重層的に論じる。2010年、「タイム」誌の「世界で最も

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