民衆史の遺産 第2巻 鬼

谷川健一大和岩雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479861027
ISBN 10 : 4479861025
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
691p 19cm(B6)

内容詳細

歴史の闇に生滅した“鬼(モノ)”とは何か?あまりに人間的ゆえに世間から逐われた人々。異形の風体ゆえに社会の暗部に生きた人々。オニと呼ばれたモノの、溢れる情念とエネルギーのゆくえを問う。

目次 : 鬼の研究(馬場あき子)/ 鬼伝説の研究(若尾五雄)/ 鬼と天皇(大和岩雄)/ 山の鬼・水のモノ(近藤喜博)/ 鬼の話(折口信夫)

【著者紹介】
谷川健一 : 1921年熊本県水俣市生。東京大学文学部卒。平凡社『太陽』の初代編集長をへて、1970年代に『青銅の神の足跡』や『鍛冶屋の母』などを発表し、民俗事象と文献資料に独自の分析を加え、日本人の精神的基層を研究する上での「地名」の重要性を指摘する。1981年神奈川県川崎市に日本地名研究所を設立、所長に就任し現在に至る。1992年、第2回南方熊楠賞受賞。2007年、文化功労者。著書に『日本の地名』『日本庶民生活史料集成・全20巻』共編、(三一書房、1973年、第27回毎日出版文化賞)、『南島文学発生論』(思潮社、1991年、第42回芸術選奨文部大臣賞)『海霊・水の女』(短歌研究社、2001年、短歌研究賞)他

大和岩雄 : 1928年長野県生。長野師範学校(現信州大学教育学部)卒。1952年雑誌「人生手帖」を創刊。1961年大和書房を創立。出版社経営の傍ら古代史研究に着手、季刊「東アジアの古代文化」編集主幹を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • momen さん

    「鬼」と「山人」を繋ぐ論文集。数名の著者がそれぞれ「おに」という言葉の成立過程、鬼の起源、文学比較などを論じている。内容としては結構ざっくりめというか、引用資料が断片的で自説に都合のいいところしか使っていない感・資料が成立した時代やその背景をあまり考慮せず雑多に使っている・フィクションと史実を混同していそうな部分があるなど、引っかかる部分はそこそこあった。ざっくり読む程度でよい感じ。

  • メーテル/草津仁秋斗 さん

    国文学、民俗学など、様々な視点から「鬼」の正体を考察した論を集めた本。本当に様々な視点があって、面白かった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品