古書カフェすみれ屋と悩める書店員 だいわ文庫

里見蘭

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479306443
ISBN 10 : 4479306447
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
296p;15

内容詳細

「この本、買っていただけませんか?」「それってつまり―いまわたしが話した不可解さの答えがこのなかにあると?」すみれ屋の古書スペースを担当する紙野君がお客様に本を薦めるとき、きっと何かが起こる―。初デートの相手のつれない行動の理由も、見つからない問い合わせ本のタイトルも、恋人が別れを匂わせた原因も、…すべてのヒントと答えは本のなかにある!?日常ミステリー第2弾!大切な一歩を踏み出す誰かを応援する、スウィート&ビターな4つのミステリー!

【著者紹介】
里見蘭 : 1969年東京生まれ。早稲田大学卒。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。2008年『彼女の知らない彼女』で第二十回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。漫画原作も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ベイマックス さん

    4作の短編集。主要登場人物は同じ、カフェのオーナーのすみれと併設する古書店主の紙野君。カフェのお客が相談事を持ち込み、話を聞いた紙野君がヒントになる本を薦める。あくまでもヒントなので、読んだ主人公のすみれは相談事回答までは導けない。でも、客の相談者は解決案を手にしている。なんだか、スッキリしない謎解き感でした。

  • 優希 さん

    面白かったです。悩める客と本が結ぶミステリーでした。事件のヒントが紹介される本の中に秘められているので、ブックガイドとしてもミステリーとしても読める美味しい作品だと思います。出てくる料理も美味しそうでした。

  • ぶんこ さん

    今回も「紙野君がお客様に本を薦めるとき何かが起こる」。個々の出来事よりも、それによって直ぐさま的確な本を選べる紙野君に脱帽。元の職場での同僚だった堺君の話が一番面白かったです。絵が苦手なので、興味津々。絵を描く時、見ている物を「言葉」でとらえて頭に描いている・・それを言葉から解放させると上手に描ける?トライしてみたくなりました。辻征夫さんの詩集も読んでみたくなりました。1巻でも杉崎恒夫さんの「パン屋のパンセ」を読みたくなって、里見さんの選ぶ詩人への興味が尽きません。次はどなたを紹介していただけるのかな。

  • yanae さん

    すみれ屋の二作目。前作もよかったけど今作も期待を裏切らず♥️作中に出てくる作品が素敵かつバラエティー豊か。まさか絵の描き方の本が出てくるとは!詩の本も素敵で読んでみたくなりました。物語はお店の店員が1人増えます。が、すみれと紙野くんのじゃまをするでもなく、適度な距離感がいい。まだまだ続きを読みたい作品です!里見さんお願いします♥️

  • りえこ さん

    続編も楽しめました。でも、流石に同じ本を3冊用意してるブックカフェはないと思うけど。食べ物も美味しそうで、通いたいです。こういうブックカフェがたくさんあると良いのに。

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人物・団体紹介

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里見蘭

2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家としてデビュー。2008年『彼女の知らない彼女』で第二十回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。小学館の小説ポータルサイト「小説丸」でリーガルサスペンス『漂白』を連載中(2021年現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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