ピーター・ファーディナンド・ドラッカー

人物・団体ページへ

チェンジ・リーダーの条件 みずから変化をつくりだせ!

ピーター・ファーディナンド・ドラッカー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478300619
ISBN 10 : 4478300615
フォーマット
出版社
発行年月
2000年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,294p

内容詳細

マネジメントの「なぜ」「何を」「いかに」を具体的に示す。いまほど、マネジメントの本質に立ち返ることが必要なときはない。
ドラッカーは「マネジメントは、理解されていない」と語る。情報をナレッジ(知識)へと高め、それを具体的な行動に結びつける総合的な行為を「マネジメント」と規定した、マネジメントの父・ドラッカー。その基本と本質を、初めての人にでも分かりやすく説いた、ドラッカーの入門にしてエッセンスが凝縮されている。まず、マネジメントとは何かが明解に説かれる。ドラッカーはマネジメントの役割を「組織の目的を果たすこと」「働く人を人間的存在として生かすこと」「社会的問題の解決に貢献すること」ととらえ、それぞれの方法を、ときに具体例を交えて明らかにしていく。ドラッカーの話の展開はシンプルで誰にでも分かりやすい。しかし、その話の内容はハッとさせられるものばかりだ。たとえば、「人のマネジメントの仕方は、いつも同じではない」。情報が高度化し、社会の変化のスピードが急激にスピードアップし、仕事が「知識労働」にシフトしている現在、マネジメントの常識も変わったのだ、とドラッカーは論ずる。ドラッカーはゼネラル・モーターズ(GM)社の経営方針と組織構造の研究を依頼されたのを始めとして、アメリカ、日本の企業の分析を数多く手がけた経験から、具体的なケースを幅広く知っている。机上の理論でなく、なるほどと実感できる話が展開されるのは、この分厚いケースを基に展開しているからであろう。さらに、より現在われわれが直面する、情報、イノベーションといった課題に言及し、すぐにでも使える具体的な方法を提示してくれる。たとえば「すでに起こった未来をみつけ、その影響を見る」。GMの成功は自動車を発明したことによってもたらされたのではなく、瞬く間に国民の輸送手段になることを「見」て大量生産の体制を整えたことによるといった例が示される。携帯電話、インターネット……が瞬く間に一般化した事実を目の当たりに知っているだけに、説得力がある。経営学の巨人・ドラッカーの著書と聞くと「難解なのではないか」というイメージがあるが、本書はそんな読者のためにこそ編まれた1冊。世界のトップマネジメントが傾聴する深い知恵を、手軽に身につけられる。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • えちぜんや よーた さん

    2017年初読みの書。相変わらず難しいですね。内容的に大企業のエグゼクティブ・マネージャー向きかな。ドラッカーさんは確か日本びいきだったような気がするんだけど、もし生きておられた伝統ある大企業に対して、どういう評価をされるかな?「チャレンジ(●芝用語)」だらけで、報告と手続きが跋扈する「コストセンターの世界」と言うような気がする。きっと草場の陰で泣いておられるだろう。

  • vinlandmbit さん

    読み返せば読み返すほど、学び多い一冊。

  • Koichiro Minematsu さん

    創業者自身が、いつまでも自らマネジメントするのではなく、やがてはトップマネジメントのチームに引き継がせる決意をしておかなくてはならない。大会社の最近の管理ミスはここにあるのではないかと感じる。経営危機は現場から生まれている。

  • takam さん

    ドラッカー本でも少し難しく感じた。話題の幅が広すぎるせいだろう。マネジメントの話が続く。マネジメントの目的とは何か、我々が生きる世界はどんな世界かドラッカー先生が問いかけ、その問いについて解説を加える。 ドラッカーの偉大なところはVUCAのような前提がひっくり返ることが増える現代社会の構造を予測していたことだと思う。その中でも起業家やベンチャー企業と大企業の付き合い方と発展について説明していて、非常にビジョナリな人物だと思う。

  • 手押し戦車 さん

    目標とは達成した時点で既に陳腐化が始まる。目標達成してお祝いをするのではなく次の定義を考え直す機会と捉え、富の創出能力と社会的イノベーションを追求して行かなければならない。勝って甲の緒を締めよ。マネジメントは召使であり仕事そのものから常に挑戦、責任権限を与え新たな機会をドンドン与え働きがい、満足を出来る人事の仕組みを作る。会社の強みを市場で活かすように人事でも人の弱みじゃなく、何が強みなのかを考慮するのが重要。マネジメントの姿勢が現れるのは人事である。教育とは時として先生役であり親でもある真摯さが問われる

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品