成長の限界 ローマ・クラブ「人類の危機」レポート

ドネラ・H・メドウズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478200018
ISBN 10 : 4478200017
フォーマット
発行年月
1972年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,203p

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読書メーターレビュー

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  • masabi さん

    21世紀を超えることなく資源消費と人口増加の幾何級変化によって成長の限界を迎えてしまう。採掘コストの高騰で事実上資源が使えなくなり、資源に依存していた産業と産業を通じた成長が止まってしまう。技術革新は延命にしかならず、持続可能な方法は出産制限と農工の均衡しかない。資源を使い尽くさないよう人口や産業をコントロールしていく。そのためには全世界での協調の合意、成長を前提とした経済の転換、人々の価値観の転換が重要となる。ここで注意したいのはいくら危機が迫っているからといって

  • Koichiro Minematsu さん

    40年以上前に書かれたローマクラブの報告書。当時の世界システムでは、幾何級数的成長を生じると。それは、人口と工業資本に支配的フィードバック・ループを形成することが、危険と指摘する。『成長の限界』を招くことになると。40年以上前からも持続可能性が求められている。まずは、我々のシステム思考から変化させないと。

  • 恒々 さん

    読み終えてからこの内容ばかり頭によぎる。人口増加は指数関数で、資源は有限量、食料は定倍変化という原理から、地球で人類が暮らす限界点をモデル化したもの。1970年頃に出された予測であるが、2010年でも人口カーブはほぼ予想に沿う。水産資源の枯渇や土地問題が出てきているが、これらは食料崩壊の兆しなのだろうと強く感じざるを得ない。ゼロカーボンよりも深刻なこの問題が早く認知されることを願うのみ。

  • うってがえし さん

    現在我々は資本主義経済モデルの下日々の生活を行っているが、このモデルは経済成長しなければいずれ崩壊するという宿命を持っている。一方地球の資源や汚染されていない環境は有限である。よってもって本質的にはこのアンビバレンツが解消されない限り今の生き方を継続することは無理である。じゃあそれはいつまで可能なの?という問いに対して計数モデルにより40年ほど前に回答を行ったのが本書。今見てみると人口のようにズバリ的中しているものもあれば、資源のように予想より人類ががんばったものもある。が食糧、環境はそろそろ限界かね。。

  • PDCAサイクル さん

    ある時点の限界を越える,つまり成長するということが無限に繰り返されるというのは原理的に不可能だということをモデルを作って実証しようとした本.本書に引用されているミルやラッセルの議論が,未だに工業・工学に関わる人間のうちであまり進展していないような実情を見ると非常にやるせない思いが湧いてくる.明確な視座なく,目先の利益のみを最大化しようとする暴走列車たちを皆で止められるような社会はいつになったら実現するんだろうか.

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人物・団体紹介

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ドネラ・H・メドウズ

1941年〜2001年。化学と生物物理学(ハーバード大学で博士号を取得)を修め、その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の特別研究員。1972年、『成長の限界』(ダイヤモンド社)の主執筆者として、限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説。『成長の限界』は37の言語に翻訳され

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