ライバルはいるか? 科学的に導き出された「実力以上」を引き出すたった1つの方法

金間大介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478121191
ISBN 10 : 4478121192
フォーマット
出版社
発行年月
2024年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

競争への恐怖感がなくなり、「一歩踏み出してみよう」という気になれる!

社会から、徹底的に「競争」が排除されてしまった。なぜなら人と比べられることは苦しいから。「ナンバーワンよりオンリーワン」の掛け声のもと、学校教育も「個性を大事にする教育」が主流となって久しい。

しかし、それは本当に良かったのだろうか? 
競争とともに、失われたものはないのだろうか?

そこで著者は、社会人1200人を調査してみた。すると、競争をネガティブに捉えることなく、競争によって成長や喜びを実感できている人たちがいた。
その鍵となる存在が、「ライバル」だ。ライバルという存在がいることで、私たちは気持ちが高まり、行動し、成長できる。

本書は、「ライバルを持つことのメリット」を伝えることで、読者が抱く競争への恐怖心を解き、成長や変化に対する前向きかつ内的なモチベーションを高めていく。
すでに何かしらの競争関係におかれている人は、その状況を肯定的に捉えられるようになる。現状に虚しさを感じている人は、自身の周りを見渡して「この人に勝ちたい」と思える存在を探すだろう。そうして、健全かつ自発的な成長へと自身を導いていくことができる。

【著者紹介】
金間大介 : 金沢大学融合研究域融合科学系教授。東京大学未来ビジョン研究センター客員教授。一般社団法人WE AT(ウィーアット)副代表理事。一般社団法人日本知財学会理事。北海道生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士(工学))、バージニア工科大学大学院、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学准教授、東京農業大学准教授などを経て、2021年より現職。博士号取得までは応用物理学を研究していたが、博士後期課程中に渡米して出合ったイノベーション・マネジメントに魅了される。それ以来、イノベーション論、マーケティング綸、モチベーション論等を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メタボン さん

    ☆☆☆ 競争を避けることにより成長が出来なくなった今の日本。ライバルを意識することで、積極的な行動をこころがける、新しいことにチャレンジする、自分を客観視する、向上心を持つ、といった効用がある。自分のモチベーションの維持向上のためにも、ライバルの存在を認めたい。

  • ゼロ投資大学 さん

    今の日本は昔と比べて競争意識が低下している。他者と競うことを避けて、全員の幸福度を優先している。ライバルがいると勝敗が生まれ、時には負けて悔しい思いをすることがあるけれど、間違いなく向上心が生まれる。競争の力を借りて、実力をさらに向上させる機会を得ることが長期的にプラスに働く。

  • きりふき さん

    本屋立ち読み ライバルに勝ちたいという思いが実力以上の力を発揮させる みんな一緒で働きやすい環境を整えた日本はライバルが生まれづらい

  • ☆やす さん

    今の日本は競争意識が著しく低下している。かつてライバルは自分を高め、幸福感さえも高める存在だった。ライバルの存在が薄れつつある今、日本の未来を危惧する著者の主張には納得。

  • ラッセル さん

    ★★☆ ライバルを見つけて競争することが人生を豊かにすることを教えてくれる本。今の協調を求める風潮に警鐘を鳴らしている。そもそも「競争と協調は対極には位置しない、それは正しい競争をしていないから」という指摘は面白いと思った。ライバルがいる(かつていた)人の方が年収、意欲、幸福度が高いことが科学的に示されている。ライバルがいる人の方が成長するのは「停滞を恐れて挑戦するから」というのは納得した。一方でライバルの強大さにダークサイドに陥るリスクも挙げられていた。結論、ライバルが欲しいなと思った。探してみる。

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