スタンフォード大学の共感の授業 人生を変える「思いやる力」の研究

ジャミール・ザキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478112083
ISBN 10 : 4478112088
フォーマット
出版社
発行年月
2021年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
402p;19

内容詳細

共感は本能ではない。自分で伸ばせる能力だ!スタンフォード大学の人気准教授が教える「分断」「不寛容」の時代を生き抜くための必須教養。

目次 : プロローグ 共感とやさしさをめぐる探求の旅へ/ 第1章 共感は「本能」か―マインドセット研究でわかった心と脳の真実/ 第2章 僕らは共感を「選択」している―いったい何が「思いやり」を疎外しているのか/ 第3章 敵に「接触」する―心が作り出す「差別」を乗り越えるシンプルな方法/ 第4章 「物語」を摂取する―脳に備わる共感回路を鍛える昔ながらのやり方/ 第5章 「共感疲れ」を回避する―バーンアウトを防ぐ心のチューニング法/ 第6章 共感は「流行」する―「空気」を逆手に取って社会に信頼を取り戻す/ 第7章 テクノロジーで「善意」の循環を―SNSが真の「共感プラットフォーム」となるために必要なもの/ エピローグ 未来に心を寄せ、「共感」を選び取ろう

【著者紹介】
ジャミール・ザキ : スタンフォード大学心理学准教授。スタンフォード・社会神経科学ラボの所長。ボストン大学で学士を、コロンビア大学でPh.D.を取得し、ハーバード大学でのポスドクを経て現職。共感の研究を専門として、『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』『ニューヨーカー』『アトランティック』などで論考を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はるき さん

     共感のいい面と悪い面をフェアな立場で考察する名著。ちょっと気合がいる分厚さですが、夢中で読み切りました。相手を知らないから安易に憎む。文学を読むことで共感能力が高まる。参考にしたい。

  • まゆまゆ さん

    利己的な行動がむしろ奨励される現代社会において欠乏しているといわれるのが、共感(エンパシー)である。もともと人間が持っているこの能力は、鍛えて伸ばすことができることを紹介していく。効果的な方法としては、演劇や文学といった物語を楽しむこと。また、共感にもパターンがあり、共有と配慮、考慮いずれも使う脳が異なる。そして空気にも流される。

  • Kan さん

    共感力は伸ばせる。

  • ココアにんにく さん

    共感は伸ばせる!帯のキャロル・ドウェック氏の成長マインドセットやアダム・グラント氏のGIVERに通底する内容でした。様々なナッジを使い共感力が育てられる実例が挙げられている。中でも著者の娘さんの話やヘイトグループから脱却したトニーの例は物語を読むようでした。医療従事者の気持ちはコロナ渦の現状と合わせて考える。7章のネット社会での共感力はココやVRなど使い方次第。参考資料Bエビデンス評価は内容を復習できてよかった。本好きにとって「文学は共感力を高める」が評価4は嬉しい。「読書で犯罪を減らせる」評価1

  • あがにゃん さん

    共感を3種類に分類し、長所と短所を述べているのがとても良い。また、共感は努力の仕方次第で伸ばすことが出来る点。意識の仕方や環境によっても変わる点を述べており、様々な視点で述べられている点も良い。印象的なのは最後のSNSのこと。SNSは人の共感力を悪くするとばかり思っていたが、どうやらそうでは無いらしい。ARやVRの使い方次第では伸ばすこともできるという可能性を秘めていることが分かったのがとても嬉しいし、教育や心理教育、メンタルマネジメントでどう応用されるのか期待が高まる所。

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ジャミール・ザキ

スタンフォード大学心理学准教授。スタンフォード・社会神経科学ラボの所長。ボストン大学で学士を、コロンビア大学でPh.D.を取得し、ハーバード大学でのポスドクを経て現職。共感の研究を専門として、『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』『ニューヨーカー』『アトランティック』などで論考を発表して

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