ビジネスエリートになるための教養としての投資

奥野一成

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478109915
ISBN 10 : 4478109915
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;19

内容詳細

「投資」はビジネスの最良の教科書である。
「投資」を知らなければ、あなたは一生「奴隷」のままだ。
凄腕ファンドマネジャーが教えるビジネスと人生の成功法
コロナ危機の今こそ学びのチャンス!


目次
はじめに

「投資家の思想」が日本を救う
投資はビジネスの最良の教科書である

《1時限目》 投資家の思想が人生を成功に導く

労働者2.0を目指せ
貧困は遺伝する
投資をすれば働き方のマインドが変わる
投資の起源
永守さんに働いてもらおう
人生100年時代の選択肢
「時間」という有限のリソースを有効に配分する
「有能の境界」を意識しよう

《2時限目》 私の投資家人生

コンサルタントになりたかった
長銀に入行
刺さらない提案
相場を学ぶ
長銀の破たんと海外留学
バフェットとの出会い
バフェット流の投資を日本でも出来ないか
農林中金での投資経験
社内ベンチャーで「NVIC」を設立

《3時限目》 日本人はなぜ投資が苦手なのか?

どんどん貧しくなる日本
日本人はなぜ投資をしないのか?
子供たちに資本家マインドを
楽して儲かることなんて絶対ない
資本家になることは日本人としての責務である

《4時限目》 「投資」と「投機」は違う

投資と投機の違いを農地にたとえると
なぜ日本は投機なのか
投機は存在しない方が良いのか
株式は持続的に利益を生み出す投資対象
営業利益は課題解決の対価

《5時限目》 売らない株を買えばいい

売らなくていい会社しか買わない
強靭な構造を持つ会社を選ぶ
それは本当に必要か?
誤解しやすい「長期潮流」
参入障壁は色褪せやすい
日本株に未来はあるのか
長期投資の長期とは「永久」のこと

《6時限目》 ファンドマネジャー流株式投資で成功するコツ

個人投資家にありがちな誤解
ファンドマネジャーが会社訪問で聞くこと
仮説の立て方
自分のレンズを磨け
本当の株価指標の見方
5年以上かけて買う
株価が下がっても狼狽しないためには
コロナショックは大きなチャンス
保有株式を売却する時の判断基準
投資事例をいくつかご紹介します

《補講》 資産形成で失敗しないために

長期投資が出来る仕組みをつくろう
公的年金が破たんすることはない
個別株に投資していい人、いけない人
配当についての誤解
インデックスかアクティブか
国際分散投資と為替リスク

おわりに

投資は知の総合格闘技である


著者
奥野一成(おくの・かずしげ)
農林中金バリューインベストメンツ株式会社 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)
京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー。機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している。

【著者紹介】
奥野一成 : 農林中金バリューインベストメンツ株式会社常務取締役兼最高投資責任者(CIO)。京都大学法学部卒、ロンドンビジネススクール・ファイナンス学修士(Master in Finance)修了。1992年日本長期信用銀行入行。長銀証券、UBS証券を経て2003年に農林中央金庫入庫。2007年より「長期厳選投資ファンド」の運用を始める。2014年から現職。日本における長期厳選投資のパイオニアであり、バフェット流の投資を行う数少ないファンドマネージャー。機関投資家向け投資において実績を積んだその運用哲学と手法をもとに個人向けにも「おおぶね」ファンドシリーズを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    結論から言うとなかなか読み物として面白かった。投資本・ビジネス本という括りから離れられるのではと勝手ながら思う。長期投資・参入障壁等の軸の話を様々に展開しながら筆者の生い立ちや仕事変遷に拠る考え方、様々な企業の捉え方等から物事の捉え方や生活への反映の仕方が読み取れる。こうした本を大学生時代辺りに読んでおくと良いだろうという平易で愉しめる金融リテラシーが学べる一冊。

  • Willie the Wildcat さん

    投資vs.投機。良し悪しではなく、違いを踏まえた行動機軸の確立。鍵はOwnership。特定企業のことのみならず、取り巻く各種環境も考えることが学び。結果、働かされている(受動性)から働く(能動性)へ、考え方が自然に転換。実際に投資・投機をするかどうかではなく、マインドセットがポイント。GHQ施策や高度成長期が、如何に投資マインドに影響したかの件は興味深い。チャート分析批判は必ずしも腹落ちしないが、投資企業選定の3つの要素などはオーソドックスで好感。楽して儲かる方法など無い、当然。子供への教育も必須也。

  • 岡本正行 さん

     実務家による長期的な株式投資の勧め。私自身、長期投資の方が、経済を理解できるし。企業に対する愛着心さえ生まれてくる。日々の出ディトレードよりスイングトレードより、バフェトが書くところの5年保有、それぐらいが妥当だろう。その企業と一体感を持ち、投資家としての意識を高める点、利益を挙げるためにも、長期保有推奨である。よみやすい文章で、専門家にありがちな英語や専門用語は、なるべく少なくしている姿勢がみられる。ある程度、投資をした人には、参考になると思われる。

  • 速読おやじ さん

    著者とはかなり昔に仕事関係でお会いした事がある。武骨な雰囲気で頭のキレ抜群な鋭い人という印象だ。バフェットみたいな投資がしたい、そう思う人は沢山いても実践してここまでの資産運用額に至ったのは敬服する。投資というビジネスのステータスを上げて、投機やギャンブルとは違うことを世に知らしめたい思いが伝わってくる。参入障壁が高く、付加価値があるか?これが長期保有銘柄の条件だ。シンプルだが参入障壁なるもの、一瞬でひっくり返るのだ。それには物事の本質を見る必要があるのだろう。株式を永久債に見立てる感覚を僕も持ちたい。

  • よしたけ さん

    巨大機関投資家の農中傘下会社の責任者筆。高い付加価値、高い参入障壁、長期潮流、を備えている「構造的に強靭な企業」への長期投資を推奨。ロジカルで入門書として推薦できる。参入障壁とは巨大設備や規模の経済でない(×巨大資本必要な造船業界○生産設備や販売網、ブランド構築の広告宣伝費等に資金を惜しまないコカコーラがいる砂糖水業界)、国際分散投資は無意味(アジア成長するなら地場企業でなく恩恵を受ける企業へ→中産階級増えディズニーファン増える)、為替コストは不可避(国内株も企業の海外事業に為替リスクは内包される)等。

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