OPENNESS 職場の「空気」が結果を決める

北野唯我

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478108819
ISBN 10 : 4478108811
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

「職場の空気」と「企業の業績」には、強い関係がある。「風通しが悪い」のに、「社員の士気が高い」会社はほぼ存在しない。「給料」と「社員の士気」はあまり関係ない。オープネスは、「高ければ高いほどいい」わけではない。リーダーの真価は「失敗が起こったときどう対応するか」ではかれる。オープネスを「組織のカナリア」として使うことで、業績の悪化を防げる。事業再生に成功する組織は「士気の高い部署」から変革する…『転職の思考法』で日本人の働き方に変革を起こした著者によるまったく新しい組織の教科書!

目次 : 第1章 オープネスの発見(「株価当てゲーム」に私が猛烈にハマったワケ/ 見えなかった「職場の空気」が可視化されつつある ほか)/ 第2章 オープネスとは何か(なぜ人は社員のクチコミをのぞきたがるのか/ 「経営開放性」「情報開放性」「自己開示性」とは何か ほか)/ 第3章 オープネスをどう高めるか(オープネスを「邪魔しているもの」は何か/ オープネスを阻む罠(ダブルバインド「言行不一致」が人の心を蝕む/ トーション・オブ・ストラテジー―「戦略わかったふりおじさん」が組織を壊す/ オーバーサクセスシェア―リーダーは失敗例こそシェアせよ) ほか)/ 第4章 オープネスをどう使うか(ウサギの生存戦略に学べ/ オープネスは「組織のカナリア」 ほか)

【著者紹介】
北野唯我 : 兵庫県出身。神戸大学経営学部卒。博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務。その後、ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画。執行役員として事業開発を経験し、現在同社の最高戦略責任者、子会社の代表取締役を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミライ さん

    北野唯我さんの新作は、組織における職場の「空気感」に焦点を当てた一冊。日本の職場に最も欠けているのは「オープネス(開放性)」であり、業績との相関もデータで証明されている。ここ30年間で時価総額の増加したトップ10社には「風通しの良さ」「社員の士気」「20代の成長環境」の3要素が整っており、本書ではオープネスを使って改革する組織戦略についてわかりやすく説明されている。

  • RX78 さん

    職場に不満がある人へ。印象的な言葉を使うのが上手だと思いました。前書きのあたりは、メモをしながら読んだのですが…。前書きのあたりは、自分の前の職場に当てはめて分かる分かるという感じだったのが、後半は大きな企業の話になったから入り込めなかったのもしれません。

  • はづきち さん

    うちの職場はなんか情報伝達がうまくいかなかったり、空気が重いのが嫌で、なんでだろうと思っていた時にオーディオブックでこの本を見つけました。オープネスとは、情報開放性、経営開放性、自己開示性から構成されており、いまの時代は事業戦略より組織戦略が重要。オープネスに関して社員が高評価をしている企業は業績を伸ばしており、いろんな情報を開示した方が会社がうまく回る。 まさしく今の職場に必要なことでした。ある特定の人が考えたことをやらされている感満載で、それに意見を言っても反論されるだけ。管理職に読んでほしい!

  • ニョンブーチョッパー さん

    ★★★★★ 「オープンネス」に触れている本は今までにいいくつか読んだことがあったけれど、そこを主軸に置いて書かれた本は珍しい。@風通しの良さ、A社員の相互尊重、B20代の成長環境が重要だという分析結果は大いに頷ける。多くの会社の経営陣や、いわゆる先輩社員に読んでもらいたい。まずは、役職で読んだり、先輩社員が後輩を呼び捨てで呼ぶ文化をやめて「さん付け」の会社が増えてほしい。「ウサギの生存戦略」は興味深かった。「高い危機察知能力」は、最近よく読んでいる「繊細さん」やHSPに通じるものがあるかもしれない。↓

  • チャー さん

    上手くいっている組織は風通し(オープネス)が良いが、その内容を具体的かつ詳細に分析して説いた本。職場の空気の良し悪しは業績に直接繋がる。日本の企業は社内で気遣いをし過ぎるあまり明確な意思表示と衝突を避ける傾向があるが、これらが風通しを悪化させる要因の一つとなっている。組織内の二重拘束、戦略わかったフリおじさん、過度な成功事例の共有など、オープネスを妨げる要因を退けながら、上手く組織内の空気を開放し続けることが重要。白い嘘は常態化する危険性があるので避けなければならない。健全なぶつかり合いを生むことが大切。

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人物・団体紹介

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北野唯我

1987年、兵庫県生まれ。神戸大学経営学部卒。新卒で博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で中期経営計画の策定、MA、組織改編、子会社の統廃合業務を担当。その後、ボストンコンサルティンググループに転職し、2016年、ワンキャリアに参画。現在、取締役として、全社戦略、事業開発、広報PR領域を担当。20

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