組織開発の探究 理論に学び、実践に活かす

中原淳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478106440
ISBN 10 : 4478106444
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
404p;22

内容詳細

よき組織開発は人材開発とともにある。よき人材開発は組織開発とともにある。

目次 : 第1部 初級編―組織開発を感じる(組織開発とは何か/ 組織開発を“感じる”ための3つの手がかり)/ 第2部 プロフェッショナル編(1)―組織開発の歴史学(組織開発を支える哲学的な基盤/ 組織開発につながる2つの集団精神療法/ 組織開発を支える経営学的基盤/ 組織開発の黎明期)/ 第3部 プロフェッショナル編(2)―組織開発の発展(組織開発の誕生/ 組織開発の発展/ 日本における組織開発/ 組織開発と「似て非なるもの」の暴走/ 組織開発の復活―組織開発の見直しと対話型組織開発の広がり)/ 第4部 実践編―組織開発ケーススタディ(キヤノン―社内コンサルタントが支援するCKI活動/ オージス総研―現場を巻き込んで風土を改善する「アジャイル改善塾」の仕掛け/ 豊田通商―働き方改革と「いきワク活動」の取り組みについて/ ベーリンガーインゲルハイム―人事ビジネスパートナーによる組織開発/ ヤフー―組織課題に合わせて進化する組織開発)/ 第5部 対談「組織開発の未来」(組織開発は「経営に資するべきもの」か「人に資するべきもの」か)

【著者紹介】
中原淳 : 立教大学経営学部教授。大阪大学博士。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。ダイヤモンド社「研修開発ラボ」監修。立教大学経営学部においては、ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任

中村和彦 : 南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTL Institute組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発実践者のトレーニングやコンサルティングを通して、さまざまな現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tenouji さん

    企業内チーム活動の歴史絵巻を読んでいるようだった。QCサークルやTQM、U理論も組織開発の流れの中にあるんだ。科学的管理のアンチテーゼとしての組織開発。人の活動は、客観か、主観か、の間で揺れ動き続けてる。最近、考えてることと呼応して、良い読書体験だった。

  • y_nagaura さん

    組織開発とは、「遠心力によって分散していく組織メンバーの諸力を集め、workさせていくための求心力」。第2部 組織開発の歴史学 が壮大な思想史になっており、非常に楽しめました。分厚い本ですが、ケーススタディに著者二人の対談まであり、いずれも勉強になることばかり。再読し、いずれは会社でも広めていきたい。

  • Kentaro さん

    育児をしながら働く人々、介護をしながら働く人々、定年を終えても再雇用で働く人々、外国から日本に働きにきた人々。職場の中の多様性は急激な勢いで高まっている。しかし、「多様性」とはいわば遠心力でもある。多様なものを許容しつつ、様々な労働力を職場に取り込み、事業を継続・拡大していく事が必要だが、それらが行きすぎてしまうと、メンバーがバラバラになり、組織やチームは空中分解する。遠心力が働く組織やチームにおいては、反対に、それに抗う力である「求心力」を構築することが必要だ。その1つの手段が「組織開発」に他ならない。

  • たくみくた さん

    良書。これまで断片的に蓄えていた組織開発の知識が整理された。また、組織開発の表層的な手法のみならず、その根幹にある哲学が語られているのがよかった。組織開発に関わる人としての「to have(もつこと)」ではなく、「to be(あること)」を学ぶことができた。そして、「組織開発」と「人材開発」がシームレスになっていくってのも納得感があった。中原さんの言う通り、「人の側面から企業経営を元気にする」ことに携わっていきたいな〜。まずは組織開発・人材開発のプロとして、副業ができるレベルを目指したい。

  • コジターレ さん

    良書。組織開発の全体像を学びたい人にお勧め。どうしても手法に囚われがちな組織開発について、目的や真因の探究の重要性を説き、その姿勢が一貫しているところが評価できる。そして、手法に走りがちな自身にとっての戒めとなる。腰を据えて組織開発について学び続け、その過程において何度か読み返したくなる本だ。

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