世界のビジネスエリートが身につける教養 西洋美術史

木村泰司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478103944
ISBN 10 : 4478103941
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

これ一冊で、名画の背景を語れるようになる。美術の裏側にある、欧米の歴史、価値観、文化を読み解く―。美術の見方が変わる、グローバルスタンダードの教養が身につく。

目次 : 第1部 「神」中心の世界観はどのように生まれたのか?―ギリシャ神話とキリスト教(なぜ、古代の彫像は「裸」だったのか?―ギリシャ美術/ ローマ帝国の繁栄と、帝国特有の美術の発達―ローマ美術 ほか)/ 第2部 絵画に表れるヨーロッパ都市経済の発展―ルネサンスの始まり、そして絵画の時代へ(西洋絵画の古典となった3人の巨匠―ルネサンス/ 都市経済の発展がもたらした芸術のイノベーション―北方ルネサンス ほか)/ 第3部 フランスが美術大国になれた理由―“偉大なるフランス”誕生の裏側(絶対王政とルイ14世―フランス古典主義/ 革命前夜のひとときの享楽―ロココ ほか)/ 第4部 近代社会はどう文化を変えたのか?―産業革命と近代美術の発展(「格差」と「現実」を描く決意―レアリスム/ 産業革命と文化的後進国イギリスの反撃―イギリス美術 ほか)

【著者紹介】
木村泰司 : 西洋美術史家。1966年生まれ。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンサザビーズの美術教養講座にてWORKS OF ART修了。ロンドンでは、歴史的なアート、インテリア、食器等本物に触れながら学ぶ。東京・名古屋・大阪などで年間100回ほどの講演・セミナーを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 徒花 さん

    内容は悪くない。古代ギリシャの彫刻から(本格的に美術史を学ぼうとすると原始人の壁画から始まるが、そこが必要ない点をこの本は押さえている)アメリカが美術収集大国になるまでの変遷を、大雑把にだが非常に分かりやすくまとめてくれているので楽しい。キリスト教と絵画のかかわりは知っていたが、印象派云々の部分は知らないことが多かった。ただ、あくまでビジネス書なので文章に出てくる絵画の写真は小さく、モノクロ写真なので物足りない。また、タイトルに若干の恥ずかしさを感じるのは私だけだろうか。

  • はる さん

    古代ギリシアの美術から印象派辺りまで、美術史というより歴史書みたい。宗教との絡みがあったり、芸術家の地位やそれをオーダーする人々の関係、庇護できる人がいる時代や国は芸術家が育っていたり。印象派は初め認められずにいたのだが、それがなぜかよくわかった。筆の跡が残るような絵画は下書きと見なされ、みとめられなかったよう。印象と報道されたのは印象という言葉は下書きという意味がある皮肉だった。今度美術展に行ったら、また見方が変わりそうだな。こうして少しずつ知識を増やしていこう。

  • たかしくん。 さん

    サブタイトルの「ビジネスエリートが〜」と言うには、少々大袈裟かとは思いました。けど、特にルネサンス以前の西洋絵画にとんと興味の無かった私には、初めて知ったことも多く、美術史をそれぞれの時代の経済、社会を背景を背景としたアプローチは、ビジネスパーソンには必要かと。まぁ、乱暴に総括すると、古(いにしえ)から経済の中心、いや、お金が集まるところが、美術の中心地になることは、間違ってないようです?!(笑)

  • まあか さん

    美術史が書かれた本を初めて読んだ!知り合いのおすすめで借りて読みました。審美眼を持ち合わせていない一般人の私なので、絵をみて良さが分からないと決めつけていましたが、知識を持って美術を読むという楽しさに最近気づきました!もちろん感じたままに絵を楽しむのはもちろん、プラスアルファで知識を兼ね備えて絵をみると、違った楽しみが見えてくるのかも!印象派の辺りは最近原田マハさんの小説を読んだりしていたので、内容が入ってきやすかった。もっともっと学びたい!知的好奇心が揺さぶられます!さらっと読めて、よかったです!

  • kawa さん

    ビジネスエリートの教養として、出るとこに出たとき恥をかかない、知ったかぶりができる、ちょっと卑しいコンセプトかなと穿った思いもあったけれど、数時間で西洋美術史の大きな流れを掴むのには適当(歴史の大雑把な知識は必要だが)。読んで良かった。ルターの宗教改革で誕生したプロテスタント派により、宗教絵画が下火に、風景画や風俗画に結果として脚光があたったことは興味深い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

木村泰司

西洋美術史家。1966年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を取得後、ロンドンのサザビーズ美術教養講座にて、Works of Art修了。エンターテインメントとしての西洋美術史を目指し、講演会やセミナー、執筆、メディア出演などで活躍。その軽妙な語り口で多くのファンを魅了している(本デ

プロフィール詳細へ

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品