英EU離脱! 日本は円高に対処できるか

野口悠紀雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784478101230
ISBN 10 : 447810123X
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
253p;19

内容詳細

イギリスのEU離脱は、EUという巨大組織に本質的な疑問を突きつけた。イギリスが衰退するのでなく、EUが分解する可能性が強い。それは、世界経済の基本的な枠組みを大きく変えるだろう。

目次 : 第1章 イギリスEU離脱で世界経済の枠組みが変わる/ 第2章 本格的な円高時代が到来する/ 第3章 アベノミクスの破綻(1)―輸入価格下落がなぜ成長につながらないのか/ 第4章 アベノミクスの破綻(2)―企業は人件費を減らしている/ 第5章 いま必要な税・財政政策/ 第6章 マイナス金利という異常な政策

【著者紹介】
野口悠紀雄 : 1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年イェール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主要著書『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)他多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Humbaba さん

    EUを離脱しても、全ての関係性が絶たれるわけではない。仮に報復としてそのようなことをすれば、困るのは英国よりも寧ろ実施した国となりかねない。正しい判断のためにはただ世間の言説に流されるのではなくて、誰がどのように利益を得ているのかをよく検討してみる必要がある。

  • Uz あなぐま さん

    イギリスとEUの相互関係、金融、資本面での繋がりは参考になった。日本政府と日銀の政策に対し大変な危機感を持ってその誤りと危険性について指摘している(実質賃金を上げないと消費は増えない。経済の拡大もない。インフレにもならない。日銀の損失リスク=国民負担が増えている)。個人的にはマイナス金利政策や消費税の仕組みに限らず日本の法制はツギハギだらけで複雑過ぎる。携帯の契約プランと同じでわざとわかりにくくしているとしか思えない。

  • kaz さん

    今のところ為替の見通しそのものは当たっているとは言えないが、イギリス経済の状況や日本企業の人件費の動向等、その視点は充分に勉強になる。

  • MIRACLE さん

    イギリスEU離脱の背景と、離脱が招く円高の可能性について、日本経済への影響と、現政権の経済・財政政策に対する評価を試みた本。結局のところ、経済低迷の元凶は、日本政府による旧態依然とした統制経済にある。例えば、安倍晋三の官製春闘は、企業の経済活動を萎縮させるだけだ(145頁)。経済の法則性に反する政策が無意味であることに、なぜ気づかないのか。理解に苦しむ。

  • Kenji Ogawa さん

    痛烈なアベノミクス批判。イギリス優位でEU崩壊。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

野口悠紀雄

1940年、東京生まれ。63年東京大学工学部卒。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

プロフィール詳細へ

野口悠紀雄に関連するトピックス

ビジネス・経済 に関連する商品情報

おすすめの商品